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動画第三弾

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EXC510UL」のコマーシャルムービーをアップしました。

写真の魚は昨年の撮影時に伊藤が釣った、41cmの雄イワナ。

心に残るほどカッコ良くて、美しいイワナでした。

うーん、思い出すと釣りに行きたくなります。

 

このロッドには、渓流を釣るための基本性能が文字通り凝縮しています。

しなやかで繊細なティップ、溜めの利くベリー、そして強靭なバット。

そのバランスの妙を一振りで実感できるロッドです。

ティップのしなりで溜めを作りやすく、且つブレやネジレのない

EXCならではの直進性が、コンパクトな振りでのコントロール性能を

生み出します。さらにバットパワーをしっかり引き出したキャストを

すればドキッとするほどの遠投性能を発揮。

バルサミノーからヘビーシンキングまで、自由自在に操れるオールマイティな

性能を持ち、トゥイッチ時はUL特有のティップの追従性が、ミノーの

引っ張り過ぎを抑え、レンジを外すことなくルアー性能を引き出す設計です。

もちろん強靭なバットパワーで大物とのやり取りも怖くありません。

 

とまあこれだけ言っても、動画にはかないませんね。

ぜひご覧くださいませ。

クニマス

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写真は秋田県田沢湖。

…と言えば、いまニュースでも話題になっているクニマスですね。

レッドリストで絶滅種に指定されている日本固有の淡水魚ですが、

山梨県西湖で約70年振りにその生息が確認されました。

クニマスは田沢湖固有の種で、1940年頃、鉱山開発のため田沢湖

に強酸性の水が流入したことで死滅したと言われていますが、

35年に10万粒の卵が西湖と近くの本栖湖に移された記録が残っています。

以前は懸賞金もかけられるほど熱心な捜索が行われ、それでも

見つからなかった幻の魚ですが、何でも西湖ではクロマスと呼ばれ

昔から漁協の刺し網に掛かっていたとか。

まあとにもかくにも喜ばしいニュースで、その生命力には勇気づけ

られますね。早く生きた姿が見たいものです。

 

そして、こういう種の問題には、どうしてもヤマメやイワナを

重ね合わせてしまいます。

時代背景や直接の原因は異なるものの、田沢湖のクニマスに起きた

ことがいまヤマメやイワナにも起きていることに大抵の釣り人は

鈍感でいます。彼らの純粋な血統が急速に失われつつあることに、

僕ら釣り人はもっと真剣に目を向けなければなりません。

釣り人のせいでその土地の財産が失われてしまう、そう考えると

本当にやり切れない思いです。

私達も微力ながら、すこしずつ健全な方向へ道を戻せるようDNA鑑定

も取り入れながら天然種の存在を把握し、より良い放流活動の助けに

なればと動き始めています。