「EXC510UL」のコマーシャルムービーをアップしました。
写真の魚は昨年の撮影時に伊藤が釣った、41cmの雄イワナ。
心に残るほどカッコ良くて、美しいイワナでした。
うーん、思い出すと釣りに行きたくなります。
このロッドには、渓流を釣るための基本性能が文字通り凝縮しています。
しなやかで繊細なティップ、溜めの利くベリー、そして強靭なバット。
そのバランスの妙を一振りで実感できるロッドです。
ティップのしなりで溜めを作りやすく、且つブレやネジレのない
EXCならではの直進性が、コンパクトな振りでのコントロール性能を
生み出します。さらにバットパワーをしっかり引き出したキャストを
すればドキッとするほどの遠投性能を発揮。
バルサミノーからヘビーシンキングまで、自由自在に操れるオールマイティな
性能を持ち、トゥイッチ時はUL特有のティップの追従性が、ミノーの
引っ張り過ぎを抑え、レンジを外すことなくルアー性能を引き出す設計です。
もちろん強靭なバットパワーで大物とのやり取りも怖くありません。
とまあこれだけ言っても、動画にはかないませんね。
ぜひご覧くださいませ。
| 2010年12月16日 18:39
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写真は秋田県田沢湖。
…と言えば、いまニュースでも話題になっているクニマスですね。
レッドリストで絶滅種に指定されている日本固有の淡水魚ですが、
山梨県西湖で約70年振りにその生息が確認されました。
クニマスは田沢湖固有の種で、1940年頃、鉱山開発のため田沢湖
に強酸性の水が流入したことで死滅したと言われていますが、
35年に10万粒の卵が西湖と近くの本栖湖に移された記録が残っています。
以前は懸賞金もかけられるほど熱心な捜索が行われ、それでも
見つからなかった幻の魚ですが、何でも西湖ではクロマスと呼ばれ
昔から漁協の刺し網に掛かっていたとか。
まあとにもかくにも喜ばしいニュースで、その生命力には勇気づけ
られますね。早く生きた姿が見たいものです。
そして、こういう種の問題には、どうしてもヤマメやイワナを
重ね合わせてしまいます。
時代背景や直接の原因は異なるものの、田沢湖のクニマスに起きた
ことがいまヤマメやイワナにも起きていることに大抵の釣り人は
鈍感でいます。彼らの純粋な血統が急速に失われつつあることに、
僕ら釣り人はもっと真剣に目を向けなければなりません。
釣り人のせいでその土地の財産が失われてしまう、そう考えると
本当にやり切れない思いです。
私達も微力ながら、すこしずつ健全な方向へ道を戻せるようDNA鑑定
も取り入れながら天然種の存在を把握し、より良い放流活動の助けに
なればと動き始めています。
| 2010年12月16日 16:42
| 自然、風景、暮らし
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