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野生の強さ

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四季折々の豊かな自然に包まれている雫石。
この時期、会社を囲む林の中ではエゾゼミやヒグラシを始めとする
たくさんのセミ達が、短い地上生活を謳歌するように大合唱を
繰り広げ、朝早くからとても賑やかです。

そして。
この林の中で今年、さらなる野生の命が生まれました。

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立派な杉の木に、タカが巣を架けたのです。
ちょっと調べてみると、警戒心が強く繊細な種であるため、子育て
に適した立地や環境にこだわることが多い一方、こうして人里近く
に生息することもあるらしい。しかし、自然破壊、及びエサとなる
小動物や両生類、爬虫類、昆虫等の減少が大きく影響して、その
個体数は減っているそうです。

春に親鳥のペアが林にやって来て、巣作りの場所探しをしている時
から見ていた伊藤は、このへんには気の強いいたずらカラスが3羽
いてしょっちゅう後ろから追われていたので、このペアが巣を作る
のは無理だろうなあと思いつつ、静かに見守っていました。

「そしたら巣作りを始めたんだ。嬉しかったな。卵を産んだ頃に
そのカラスの1羽をタカが撃墜したみたいで、次第に残りの2羽も
寄りつかなくなった。あんなに追われていたタカの姿を見ている
だけに、自分達の卵を守るため、種を残すためのその野生の強さ
に感動したね。それはヤマメ達にも言えることで、例えば
このあいだ、2年前の豪雨被害が甚大だった川に行ってみたら、
もちろん魚の数は少ないんだけど、その中でまだ10cmほどの
小さな本ヤマメがもう産卵行動を取ろうとしてる。川全体に
生息数が激減してしまった状況で、一年魚が何とか種を繋いで
いこうとしてる。厳しい自然の中で生きる強さをまざまざと
見せられた思いがする」

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タカの巣の中では無事2羽のヒナがかえり、その後巣立った幼鳥は
しばらくのあいだ毎日林の上空で飛行練習をしていました。
強風にあおられてバランスを崩したり、お互いにちょっかいを
出し合ったり、まだあどけなさも残りますが、すでに猛禽類特有の
険しさを備えており、やっぱり格好いいなあ…と見惚れてしまいます。

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これから幾多の修羅場をくぐり抜けながら風格を増していくの
でしょうが、ひとつとして欠損のないこの綺麗な姿はこの時期
ならではの美しさ。

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時には親鳥もまじっての訓練。
仕事場の窓越しに空を見上げると、野生のタカが舞っている。
この光景に幸福を感じずにはいられません。

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タカは同じ巣を毎年補修しながら利用し続ける傾向があり、ひとつ
の巣が20年以上毎年利用された例も確認されているそう。
「彼らがずっと種を繋いでいける土地であり続けて欲しいな」
そう心に願うばかりです。

ロクハチ

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追加製作分のインジェクションミノーを順次出来上がり次第、
発送しております。
山夷68SタイプⅡは、安定性に富んだ固定重心ながら存分に
飛距離を稼げるぶっ飛び仕様。速く複雑な流れの中でもバランスを
崩すことなく綺麗に泳ぎ切り、なお且つロッドワークに素直に
追従するハイレスポンスなアクション性能を両立しています。

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ぜひコレで本流のスーパーサイズを仕留めてください。

タイプⅡ

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rod:Expert Custom EXC560ULX lure:Emishi 50S Type-Ⅱ[AU]

昨年の投稿です。岩手県在住、ミスターTさんより。
36cmの本流ヤマメ。ルアーはいつものファースト・タイプⅡ、
ではなく、蝦夷50SタイプⅡ。
より安定性を保持した泳ぎ、ピッチの細かいキレのあるヒラ打ちで
様々なポイントで大物を誘い出し、口を使わせるルアーです。

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rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi 50S 1st Type-Ⅱ[RB]

こちらはファースト・タイプⅡのド派手なヒラ打ちが火を点けた
いいサイズのイワナ。
ミスターTさん、ありがとうございます。
今シーズンも熱く通ってますでしょうか? どうぞ良い釣りを!

夏ヤマメ

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週末は本当に久し振りのまとまった雨。でも山が乾いていたせいか
あっという間に水の引いてしまった川も。
潤いと共に魚達も生気を取り戻してくれたらいいんですけど。

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rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Bowie 50S[BT]

こちらは富山県在住、ozouzoさんからの投稿です。

「春にのぞいた場所のその後を調べに。退渓点間近の大場所で
一投目に食わせ損ねた魚を、二投目、リーリングスピードを
落としてしっかりとボウイにヒラを打たせて喰わせることが
できたのは、今シーズン最大の33cm。もう少しでアブ大発生
の季節。その前にできるだけ釣果を伸ばしたいです」

ozouzoさん、ありがとうございました。
今年もスピード感溢れる夏ヤマメとの勝負が始まりましたね。
またの投稿をお待ちしております。

更新のお知らせ

イトウクラフト,itocraft,伊藤大祐,ヤマメ,エキスパートカスタム、蝦夷

rod:Expert Custom EXC510UL lure:Emishi 50SD[HYM]
angler:Daisuke Ito

FROM FIELD 更新しました。
「その一尾を釣るための性能」
http://www.itocraft.com/FROMFIELD/category.php?cateid=19#cms402

どうぞご覧くださいませ。

SD

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渓流用インジェクションミノーの製作状況ですが、ただ今、
蝦夷50SD(シンキングディープ)を発送中です。
飛距離とレンジコントロール&キープ力に極めて優れ、なお且つ
ロッドワークで強烈なヒラ打ちも演出可能なディープダイバー。
SDを使用した釣行記はまた後ほど掲載いたします。

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SDの他にもハイシーズンに向け継続的に各モデルを追加製作して
おります。在庫状況につきましてはお問い合わせくださいませ。

UL

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rod:Expert Custom EXC510UL lure:Bowie 50S[YMG]

埼玉県在住、M.Kさんからの投稿です。

「待ちに待ったエキスパートカスタムが手元に届き、ワクワク
しながら初めての釣行へ。釣果の方はアベレージサイズが多かった
ですが、キャストが決まるおかげで数も釣れ、さらに尺越えの
イワナもキャッチできて大満足の釣行となりました。これからも
長く大事に使っていきたいと思います」

M.Kさん、ありがとうございます。
反発力としなやかさが絶妙にバランスされ、スムーズな
フィーリングですぱすぱとキャストが決まるロッドは、やはり
それだけで楽しいですよね。もちろん釣果にも直結します。
ぜひその奥深い性能を存分に引き出し渓流釣りを楽しんで
いただけたら嬉しいです。
またの投稿をお待ちしております。

台風明け

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3連休はいかがお過ごしでしたでしょうか?
こちらは川を潤すほどの雨もなく深刻な渇水状況が続いています。
そして今日はとにかく暑い…。
居心地の良いテリトリーをどんどん狭められている渓魚達も、
夏を待たずして途轍もなく神経質になっています。
この先が心配です。

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rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi 50S 1st[AU]

写真のヤマメは連休中に頂いた投稿で、
岡山県在住の森山伸治さんより。

「長期出張の為、約1ヶ月振りの釣り。台風後で本流、渓流共に
増水で釣りができる場所が限られましたが、赤く染まった綺麗な
ヤマメが遊んでくれました。良いサイズは出ませんでしたが、
大満足の1日でした」

森山さん、毎年ご投稿いただきありがとうございます。
久し振りの釣り、こういう色鮮やかな魚が出てくれると
大きさに関係なく癒されますね。
それにしても改めて地域によって全然状況が違いますね。
待ちに待った盛期、どうぞ良い釣りを。

渇水とスプーンと尺ヤマメ

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angler:Hideki Ito

動画「EMISHI SPOON 41」をアップいたしました。
http://www.itocraft.com/MOVIE/EMISHI_SPOON41.html

まるでミノーのようになまめかしくウォブリングする蝦夷スプーン、
その性能を渇水の川で引き出しヤマメを釣り上げていくアングラー、
そしてロッドを絞り込んだ太い尺ヤマメ。
初めて今回スプーンを動画で取り上げたわけですが、渓流における
蝦夷スプーンの有効性と何より楽しさをぜひ皆さんにも川で味わって
いただけたらと思います。

今回はあくまで蝦夷スプーンの魅力をお伝えしていますが、
使い方の詳細についてはまた後ほど釣行記の中でスポットを
当てます。それと、蝦夷スプーンの動画、第二弾も企画して
おりますのでそちらもお楽しみに。

改めて、渓流のルアーフィッシングは奥が深いですね。

GG

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rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Bowie 50S[GG]

宮城県在住、堺淳さんからの投稿です。

「梅雨入りしてからも雨が降らず厳しい状況ですが、少し雨が
降った後の釣果です。やっと手にした嬉しい夏ヤマメでした。
暑い日の夕方、もう駄目かと諦めかけた頃、そう言えば以前
この時と似たような条件下でGGが活躍してくれたことを思い出し
投げてみると、一発で写真の尺ヤマメが出てくれました」

堺さん、ありがとうございます。
岩手の川もカラカラで干上がりそうな状況なので、この一匹の
喜びがよく伝わりました! 夏っぽい艶やかなヤマメですね。
これからが盛期、どうぞ良い釣りを。