氷点下14℃の解禁日
ここ岩手県、そして他の多くの地域、河川で新シーズンが始まりました。
今朝の雫石は渓流解禁を祝うかのような素晴らしいお天気でした。
南北に細長い日本列島では季節の進み具合に大きなズレがあり、ここ雫石は
山から吹いてくる風もまだまだ冬の冷たさで、林道にモコモコと降り積もった
雪が山への侵入を阻んでいます。特に今年の寒さは半端じゃないです。
そんな中ではありますが、少しでも竿を振りたくて仕事前の1時間だけ、
近場の渓流に行ってきました。
釣り人は新型バルサミノーの泳ぎをチェックする伊藤大祐。
「待ちに待った解禁です。久しぶりに現場でミノーの泳ぎを確かめられて、
今シーズンの釣りがさらに楽しみになりました。にしても寒かった…」
スプーンを使ってみると数投でこの状態に。ライン、スプーン、フック、
全てがどんどん凍り付いていきます。
なので期待できそうな淵に挑む前には、パキパキになったライン、氷で分厚く
なったスプーンとフックを口で溶かします。
とても魚がまともに釣れる状況ではありませんでしたが、この景色の中
渓流を歩くのもオツなものです。
キンと冷えた空気が痛いほどでしたが、それでもやっぱり山はいいですね。
背筋がシャキッとして元気が湧いてきます。
ようやく日が射し込み始めたところでタイムアップ。
今年の渓流も始まりました!
雪山は危険も多いですので、釣行の際はくれぐれもお気をつけください。