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対極にある個性

anglerHayato Ozawa

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,アマゴ,小沢勇人

rodExpert Custom EXC560ULX lureEmishi50S 1st Type-Ⅱ[ITS

本流筋で釣り上げた尺アマゴ。広さのあるポイントだが魚の着き場を点で読み、

ファースト・タイプⅡの激しいフラッシングで執拗に攻めた結果。

メタリックな輝きと淡く柔らかい色調がとても綺麗な一尾。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,アマゴ,小沢勇人

rodExpert Custom EXC510PUL lureBowie50SCT

野性の荒々しさや険しさが表出したような色彩とパーマーク。

上の写真の本流育ちとは対極にあるような個性だ。深山の渓谷に棲むまさしく

谷アマゴであり、小沢がこだわっているネイティブの血筋。

サイズだけでなくワイルドで個性豊かな魚達が釣り師を魅了する。

詳しくは後ほど改めてレポートします。どうぞお楽しみに。

夏の終わりに

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紅葉の季節はまだ先ですが、日に日に秋の足音が大きくなっています。

この美しい水辺で竿を振れるのもあと3週間となりました。

 

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rodExpert Custom EXC560ULX lureBowie50SWP

 

青森県在住、田中誠さんからの投稿です。

8月下旬、夏の終わりに釣り上げた33センチの雄ヤマメ。

 

「その日は休日でしたが午前中に急遽仕事が入り午後からの釣行に…。時間が

ないので比較的近場の川を選び、今年何度か通ったポイントへ向かいました。

尺ヤマメがギランと反転だけするのを見たり、または無反応だったり、そして

またもギランとするだけだったり…。なかなか手の届かない魚でしたがついに

ヒットさせることができました。狙ってきた魚かどうかは分かりません。でも

最高の達成感と共に記憶に残る一日となりました」

 

田中さん、ありがとうございます。

毎年いいヤマメを釣られてますが今回のヤマメも太くて格好良くて、

ずっと脳裏に焼き付きそうな魚ですね。苦労して釣り上げた魚だけに

喜びもひとしおでしょうね。

またの投稿をお待ちしております。

他の皆さんからもたくさんの投稿をいただいており、オフシーズンに

ゆっくりご紹介したいと思います。

大ヤマメの世界

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ボウイ,大ヤマメ,伊藤秀輝

rodExpert Custom EXC510ULX lureBowie50SWP

anglerHideki Ito


FROM FIELD 更新しました。


「理想の大ヤマメ」 伊藤秀輝

http://www.itocraft.com/FROMFIELD/category.php?cateid=33#cms360

今回はこれまで伊藤秀輝が釣り上げてきた様々なタイプの大ヤマメの中から

いくつか写真を取り上げ、いま伊藤が思い描く理想の大ヤマメ像に迫りました。

どうぞご覧くださいませ。

皮肉な巡り合わせ

anglerHideki Ito

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝
rod
Expert Custom EXC510ULX lureEmishi50S Type-Ⅱ[BS

あの記録的豪雨から一ヶ月近く経ちますが、目当てのポイントが見るも無残に

丸ごと消失してしまったり、その後の雨でさらに土砂が崩れたりと、雫石での

釣りはなかなか見通しの立たない状況が依然として続いています。

「今回の災害によって、雫石で思うように釣りができないのはほんと残念。

でもその一方で、以前よく足を運んでた川へ久しぶりに行ってみると、

こうやって次々と尺ヤマメが迎えてくれる。皮肉なもんだよね」

と語る伊藤秀輝。この週末も、数年振りに訪れた川で尺上を釣った。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝

全体的に押しの強い流れが目立つ川で、蝦夷50SタイプⅡの安定性に富んだ

ピッチの細かいヒラ打ちが威力を発揮した。

「アップ、クロス、ダウン、どんな攻め方にもしっかり対応してくれるから、

あらゆるポイントに対して思い通りの攻めをテンポよく展開できる」

itocraft

ゴロンとした太いイワナも顔を見せた。

より多彩な誘いを自在に演出できるボウイ50Sでバイトに持ち込んだ。

はからずも懐かしい川を再訪する機会が増えている今シーズン。

過去に積み重ねたものが今の釣果を支えている。

夏と秋の狭間

anglerHayato Ozawa
イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,アマゴ,小沢勇人

rodExpert Custom EXC510ULX lureEmishi50S 1stITS

色白の肌に繊細な色彩をまとった尺アマゴ。薄っすらと浮かぶピンクが

何とも言えず美しい。夏と秋がちょうど入れ替わるタイミング、その

ほんの短い間しか見ることのできない儚い色合い。

長くこの川のアマゴを見てきた小沢によれば、「どちらかと言うと、
二匹並んでる内の下の魚のほうがこの川本来の系統なんだよね。
ベース

の色がより白に近くて、朱点も細かいんだ」とのこと。

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rodExpert Custom EXC510ULX lureEmishi50S 1stYMO

また別の川に棲むアマゴ。こちらは茶褐色が強く出ているのが特徴。

川による個性の振り幅が見ていて面白い。

ルアーは渓流のアップの釣りで最も使用頻度が高いという蝦夷50S

ファースト。小沢のアマゴ釣りの基本線を成す重要なルアーだ。
今シーズンも素晴らしい魚達を連れて来ている。

「33」

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,山夷,ヤマメ,伊藤大祐

rodExpert Custom EXC510PUL lureYamai50S Type-Ⅱ[RS

anglerDaisuke Ito

底石がゴロゴロ転がり何本もの流れが複雑に絡む瀬で、山夷50SタイプⅡ

にヒットした33センチのヤマメ。

一度ふわっと反応した場所を攻め続けると若干スレて警戒しているのか

沈黙したが、10投ほどで突然闘争心むき出しの激しいアタックを見せた。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,山夷,ヤマメ,伊藤大祐

様々なカスタムを施しているカーディナル33。マウンテンカスタムCX

サイドカバーは基本的にカーディナル3をモデルにデザインされているが、

純正の「33」によりマッチする仕様も試作中。

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秋を探しに

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山の空気が日に日に秋めいていきます。色付き始めたヤマメの写真も

届き始めましたが、去年の投稿もまだ未掲載のものが残っていますので

紹介します。

 

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rodExpert Custom EXC510ULX lureEmishi50S Type-Ⅱ[YMB

 

秋田県在住、最上谷哲さんから頂いた投稿で昨年9月の美しい秋ヤマメ。

「父と一緒に行った思い出の川で、どうにか秋を見つけられました。

狙い通りに釣れた魚で最高に嬉しかったです」

 

 

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rodExpert Custom EXC510UL lureEmishi50SAU

 

こちらは愛知県在住、酒井憲一朗さんより。昨シーズンの最終釣行で

手にした印象深い一尾。

「通い詰めた川で、最後の最後にやっと結果が出ました。34センチ、

オスの秋アマゴです」

 

最上谷さん、酒井さん、ありがとうございました。

去年とはまた違う秋になりそうですけど、今年も思い出に残る秋を

探しに大好きな川へ出掛けましょう。

またの投稿をお待ちしております。

最終月

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝

rodExpert Custom EXC510ULX lureEmishi50S 1st Type-

anglerHideki Ito

見るからに気難しそうな表情を浮かべた尺ヤマメ。

この時期にもなれば数々の危険を掻い潜り、春とは比べものにならない

老獪さで釣り人を悩ませますが、これからさらにそのシビアな駆け引き

は難解を極めていきます。まさに腕の振るいどころですね。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝

今年の渓流シーズンもいよいよ最終月に突入しました。

あれこれ計画を練っても今期はゲリラ豪雨ですべて台無しになったり、

いつも以上に気をもむことの多い終盤戦になりそうです。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝

ぱんっと張り詰めた筋肉質なイワナ。尺ヤマメもこのイワナも、

蝦夷50Sファースト・タイプⅡの強烈なヒラ打ちに陥落。圧倒的な

実績を誇るそのパフォーマンスは今期もいかんなく発揮されています。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝

渇水に苦しめられた昨シーズンとは打って変わり、今年は突発的で

局地的な豪雨が各地で大きな災害を引き起こしています。

釣り場選びも難しくなっていますが、何より安全面には細心の注意

をもって行動しましょう。

雫石は今日もまた雨が降っていて、予報では明後日まで傘マークが

続きます。前回の大雨で甚大なダメージを受け、今も山や川のあちこち

が脆く崩れやすくなっています。これ以上被害が広がらないことを

切に願うばかりです。

更新のお知らせ

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rodExpert Custom EXC510ULX lureBowie50SAU

anglerHayato Ozawa

 

FROM FIELD 更新しました。

「完璧な道具と全力の釣り」

http://www.itocraft.com/FROMFIELD/category.php?cateid=20#cms358

 

透き通るような美しいアマゴ、サイズを超えた魅力。

どうぞご覧くださいませ。

境界線

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anglerHideki Ito

「泣き尺のヤマメと尺を超えたヤマメって、不思議なくらいまったく

その数が違うんだよ。尺を超えると途端に数が少なくなる」と伊藤秀輝。

釣りにくさという意味でそこにハッキリとした境界を感じている。

そしてもちろん、さらに上のサイズにも別の境界が存在していると言う。

サイズだけが魚の価値を測るモノサシではないけれど、釣り人たるもの、

ひとつの壁を突破した喜びが確かにある。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝

rodExpert Custom EXC510ULX lureBowie50SPYG

すっと伸びた鼻先、盛り上がった背中の丸みが目を引く雄の尺ヤマメ。

先日の豪雨によって雫石の多くの釣り場が甚大な被害を受けたが、

そんな時こそ釣り師としての引き出しの多さが問われるのだ。この日も

伊藤は地元を離れた川で、長い経験を糧に尺ヤマメの境界を超えた。

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rodExpert Custom EXC510ULX lureBowie50SPYG

こちらの雄はやや細身ながら、より華やかで綺麗な色彩をまとった個体。

ひとつの川にもこうしていろんな個性を持ったヤマメが棲み、その姿を

僕らはじっくりと味わいたい。時間を忘れて眺めていたい。

今シーズン、この楽しみに没頭できるのもあとひと月。