右往左往
雫石はここへ来て急に冷え込みがキツくなりました。
すっかり秋、というか、その先の長い冬の季節まで予感させる今日この頃。
今日は日中もフリースを着て仕事してました。
渓流シーズン最後の週末が終わりましたがまだシメの釣行を残してる方も
沢山いらっしゃると思います。誰と競うわけでもなく、自分自身にとって
価値ある魚と出会えるよう頑張りましょう。もちろんその時間を楽しむ心を忘れずに。
rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi 50S 1st TYPE-Ⅱ[RS]
こちらは富山県在住、山本重雄さんからの投稿です。釣行日は9/12。
今年の神通川ではニューカラーのRSでサクラをヒットさせまくった
山本さんですが、この見事なヤマメもやっぱりRSで。
「残暑厳しいおり、相変わらずどこの渓も里川も水が少なく週末のたびに
右往左往しております。この日も、期待した岩盤の淵や湧き水エリアで全く
反応がなく、早々に1本の支流を釣り終え2本目へ突入。ここも水がほとんど
流れていませんでしたが、二つ目の淵の小さな流れ込みで大きなライズを目撃。
ストーキングで距離を詰め、流れ込みへミノーを撃ち込みカウント3つで
アクションを開始。ギラギラッと速いヒラ打ちを入れ、タナをキープするために
トゥイッチのテンポをスローにした矢先、一気にバットまで絞りこまれました。
流れのない淵で掛けているのに何度もトルクフルな走りでラインを出されましたが、
最後はULXのバットパワーに負けてゆっくりと浮上しネットに入ってくれました。
まだ秋色は出ていませんでしたが、まじまじ見ると鼻が落ちていてデカい。
久しぶりに40超えかと慌てて浅場へ行って長さを計ると39.7cm。何度計っても
3mm足りませんでした…。今年も残すところあとわずかですが、最後まで諦めずに
秋色をまとったカッコイイ魚に出会えるよう右往左往を続けていきます」
惜しかったと言うか何と言うか。でもまあ、40cmという数字は確かに
超えたい壁というか、人によってはひとつの基準かもしれませんが、
良い魚は良い魚なんです。当たり前ですけど。メジャーだけで魚の価値は
測れませんよね。十分これは感動できる魚だと思います。羨ましいくらい。
山本さん、ありがとうございました。
またの投稿をお待ちしております。