spacer
Media / Contacts
HOME RODS LURES LANDINGNET ACCESSORY FROM FIELD CRAFTSMANSHIP NEWS MOVIE
NEWS TOP

その日の答え

p1010431

そこそこヤマメの活性が高い日ならば、深い淵でもあえてタイプⅡ

じゃなく蝦夷50S 1stで、軽快なヒラ打ちアクションのアピール力

によって底の魚を「上方へ」引っ張り出す釣りが大好きな小沢さん。

自ら操作するミノーのきらめきと、それを底からグワッと喰い上げて

くるヤマメの姿を「見る」ことのできる最高にエキサイティングな

釣りだけれど、しかし、それが見るからにハマらない川や魚を相手に、

好きなスタイルだからといって押し通すのは賢明じゃないだろう。

この日はいかんせん水が高すぎた。ヤマメの活性も高くない。

 

p1010426

 

rodExpert Custom EXC510ULX lureEmishi 50S 1st Type-Ⅱ[AU

anglerHayato Ozawa

 

だからルアーは蝦夷50S 1st、のタイプⅡ。

押しの強い上波を突き破って、底のレンジから動きたがらないヤマメの

目の前へミノーを送り込むこと。そしてこれが重要なのだが、その魚の

活性層をキープしながら派手にヒラを打たせる。そのためのミノーだ。

目で「見る」釣りが、こうした底の釣りにも生きてくる。見えない所を

泳いでいるミノーのヒラ打ち、そのひとつひとつが、底でジッとして

いたヤマメが口を使う様子が、リアルに目に浮かぶ。

小さなスポットの底波に定位していた、尺を少し超えたヤマメが立て続け

に小沢さんのミノーにヒットした。まさに狙い通りの2尾。

 

いつだって答えは、現場にあるのだ。