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探求心

anglerDaisuke Ito


イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ボウイ,ヤマメ,伊藤大祐

97日の昼下がり、ボウイで釣り上げた41センチの雄ヤマメ。

これまで紹介してきたヤマメにはないタイプの個体だった。
詳しくはFROM FIELDで。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ボウイ,ヤマメ,伊藤大祐

rodExpert Custom EXC510ULX lureBowie50SCT

「今シーズンは開拓心をもって例年以上にさまざまな川へ足を運ぶ

努力をしました。ここも今年から本格的に攻めている川のひとつで、

いままで釣ってきた魚とはまた違う雰囲気をまとった大ヤマメに

出会え、興奮と感動を味わいました」

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ボウイ,ヤマメ,伊藤大祐

「製作のほうも作業が詰まってますが、そのなかで時間の許す限り、

新たな感動とヒントを探しに川へ出掛けたいと思います」

対極にある個性

anglerHayato Ozawa

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,アマゴ,小沢勇人

rodExpert Custom EXC560ULX lureEmishi50S 1st Type-Ⅱ[ITS

本流筋で釣り上げた尺アマゴ。広さのあるポイントだが魚の着き場を点で読み、

ファースト・タイプⅡの激しいフラッシングで執拗に攻めた結果。

メタリックな輝きと淡く柔らかい色調がとても綺麗な一尾。

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rodExpert Custom EXC510PUL lureBowie50SCT

野性の荒々しさや険しさが表出したような色彩とパーマーク。

上の写真の本流育ちとは対極にあるような個性だ。深山の渓谷に棲むまさしく

谷アマゴであり、小沢がこだわっているネイティブの血筋。

サイズだけでなくワイルドで個性豊かな魚達が釣り師を魅了する。

詳しくは後ほど改めてレポートします。どうぞお楽しみに。

皮肉な巡り合わせ

anglerHideki Ito

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝
rod
Expert Custom EXC510ULX lureEmishi50S Type-Ⅱ[BS

あの記録的豪雨から一ヶ月近く経ちますが、目当てのポイントが見るも無残に

丸ごと消失してしまったり、その後の雨でさらに土砂が崩れたりと、雫石での

釣りはなかなか見通しの立たない状況が依然として続いています。

「今回の災害によって、雫石で思うように釣りができないのはほんと残念。

でもその一方で、以前よく足を運んでた川へ久しぶりに行ってみると、

こうやって次々と尺ヤマメが迎えてくれる。皮肉なもんだよね」

と語る伊藤秀輝。この週末も、数年振りに訪れた川で尺上を釣った。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝

全体的に押しの強い流れが目立つ川で、蝦夷50SタイプⅡの安定性に富んだ

ピッチの細かいヒラ打ちが威力を発揮した。

「アップ、クロス、ダウン、どんな攻め方にもしっかり対応してくれるから、

あらゆるポイントに対して思い通りの攻めをテンポよく展開できる」

itocraft

ゴロンとした太いイワナも顔を見せた。

より多彩な誘いを自在に演出できるボウイ50Sでバイトに持ち込んだ。

はからずも懐かしい川を再訪する機会が増えている今シーズン。

過去に積み重ねたものが今の釣果を支えている。

夏と秋の狭間

anglerHayato Ozawa
イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,アマゴ,小沢勇人

rodExpert Custom EXC510ULX lureEmishi50S 1stITS

色白の肌に繊細な色彩をまとった尺アマゴ。薄っすらと浮かぶピンクが

何とも言えず美しい。夏と秋がちょうど入れ替わるタイミング、その

ほんの短い間しか見ることのできない儚い色合い。

長くこの川のアマゴを見てきた小沢によれば、「どちらかと言うと、
二匹並んでる内の下の魚のほうがこの川本来の系統なんだよね。
ベース

の色がより白に近くて、朱点も細かいんだ」とのこと。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,アマゴ,小沢勇人

rodExpert Custom EXC510ULX lureEmishi50S 1stYMO

また別の川に棲むアマゴ。こちらは茶褐色が強く出ているのが特徴。

川による個性の振り幅が見ていて面白い。

ルアーは渓流のアップの釣りで最も使用頻度が高いという蝦夷50S

ファースト。小沢のアマゴ釣りの基本線を成す重要なルアーだ。
今シーズンも素晴らしい魚達を連れて来ている。

「33」

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,山夷,ヤマメ,伊藤大祐

rodExpert Custom EXC510PUL lureYamai50S Type-Ⅱ[RS

anglerDaisuke Ito

底石がゴロゴロ転がり何本もの流れが複雑に絡む瀬で、山夷50SタイプⅡ

にヒットした33センチのヤマメ。

一度ふわっと反応した場所を攻め続けると若干スレて警戒しているのか

沈黙したが、10投ほどで突然闘争心むき出しの激しいアタックを見せた。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,山夷,ヤマメ,伊藤大祐

様々なカスタムを施しているカーディナル33。マウンテンカスタムCX

サイドカバーは基本的にカーディナル3をモデルにデザインされているが、

純正の「33」によりマッチする仕様も試作中。

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最終月

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝

rodExpert Custom EXC510ULX lureEmishi50S 1st Type-

anglerHideki Ito

見るからに気難しそうな表情を浮かべた尺ヤマメ。

この時期にもなれば数々の危険を掻い潜り、春とは比べものにならない

老獪さで釣り人を悩ませますが、これからさらにそのシビアな駆け引き

は難解を極めていきます。まさに腕の振るいどころですね。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝

今年の渓流シーズンもいよいよ最終月に突入しました。

あれこれ計画を練っても今期はゲリラ豪雨ですべて台無しになったり、

いつも以上に気をもむことの多い終盤戦になりそうです。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝

ぱんっと張り詰めた筋肉質なイワナ。尺ヤマメもこのイワナも、

蝦夷50Sファースト・タイプⅡの強烈なヒラ打ちに陥落。圧倒的な

実績を誇るそのパフォーマンスは今期もいかんなく発揮されています。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝

渇水に苦しめられた昨シーズンとは打って変わり、今年は突発的で

局地的な豪雨が各地で大きな災害を引き起こしています。

釣り場選びも難しくなっていますが、何より安全面には細心の注意

をもって行動しましょう。

雫石は今日もまた雨が降っていて、予報では明後日まで傘マークが

続きます。前回の大雨で甚大なダメージを受け、今も山や川のあちこち

が脆く崩れやすくなっています。これ以上被害が広がらないことを

切に願うばかりです。

境界線

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝

anglerHideki Ito

「泣き尺のヤマメと尺を超えたヤマメって、不思議なくらいまったく

その数が違うんだよ。尺を超えると途端に数が少なくなる」と伊藤秀輝。

釣りにくさという意味でそこにハッキリとした境界を感じている。

そしてもちろん、さらに上のサイズにも別の境界が存在していると言う。

サイズだけが魚の価値を測るモノサシではないけれど、釣り人たるもの、

ひとつの壁を突破した喜びが確かにある。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝

rodExpert Custom EXC510ULX lureBowie50SPYG

すっと伸びた鼻先、盛り上がった背中の丸みが目を引く雄の尺ヤマメ。

先日の豪雨によって雫石の多くの釣り場が甚大な被害を受けたが、

そんな時こそ釣り師としての引き出しの多さが問われるのだ。この日も

伊藤は地元を離れた川で、長い経験を糧に尺ヤマメの境界を超えた。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ヤマメ,伊藤秀輝

rodExpert Custom EXC510ULX lureBowie50SPYG

こちらの雄はやや細身ながら、より華やかで綺麗な色彩をまとった個体。

ひとつの川にもこうしていろんな個性を持ったヤマメが棲み、その姿を

僕らはじっくりと味わいたい。時間を忘れて眺めていたい。

今シーズン、この楽しみに没頭できるのもあとひと月。

秋へ向かう色彩

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ボウイ,ヤマメ,伊藤大祐

rodExpert Custom EXC510PUL lureBowie50SBT

anglerDaisuke Ito

昨日に続き週末の釣果。この写真のヤマメは土曜日にヒット。昨日紹介

したヤマメとはまた違う川だが、魚も全く異なる系統の32センチ。

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夏から秋へと着実に季節が進行していることを教えてくれるヤマメの微妙な色彩。

半袖のTシャツ一枚では早朝の釣りは肌寒くなってきましたが、徐々にヤマメ
色付き始めて、夏の魚とはまた違った魅力に惚れ惚れしますね。

晩夏の宝石

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anglerDaisuke Ito

日曜日の午前10時頃、木漏れ日の渓流で伊藤大祐のネットに収まった

35センチのヤマメ。このパーマーク、ヒレ、見事な色艶に絶句。

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rodExpert Custom EXC510PUL lureEmishi50S Type-Ⅱ[YAE

遠征釣行で辿り着いた一尾。ルアーは様々なポイントに対応する安定性を持ち、

また5グラムという重量からは到底イメージできない高いレスポンス性能を誇る

蝦夷50SタイプⅡに口を使った。

詳しい釣行の模様は後ほどFROM FIELDで掲載します。

渓流と本流

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,アマゴ,小沢勇人

rodExpert Custom EXC510ULX lureBowie50SGG

anglerHayato Ozawa

こちらはフィールドスタッフ、小沢勇人の最近の釣果。(ごく一部ですけど)

ボウイ50Sの新色、GGで誘い出した渓流のアマゴ、二連発。

切れのある自由自在なヒラ打ちアクションで36cm33cmをバイトに

持ち込んだ。魚の興奮を効果的に高めることができるボウイの性能は

やはりワン&オンリーだし、何より全ての誘いが釣り人の思いのまま、

というのが操作していてとにかく楽しい。

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rodExpert Custom EXC600ULX lureEmishi50S 1st Type-Ⅱ[AU

川を変え、本流筋で釣った遡上タイプ。豊富な水量をたたえるトロ瀬を

ロクマルULXと蝦夷50Sファースト・タイプⅡの組み合わせで攻めると、

底波でギラギラとヒラを打つミノーの数倍もの大きなフラッシングを

放って幅広の尺上がドスンッ!とアタック。

「月並みだけど、イメージした通りのヒット。ほんと爽快だね」

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,アマゴ,小沢勇人

さてニュースでご存知の方も多いと思いますが、今日の雫石は途轍もない雨

に見舞われました。ご心配くださった皆さま、ありがとうございます。

こちらは幸い無事ですが、至る所で河川の氾濫や土砂崩れ、道路の陥没など

大きな被害が出ており、各所に避難所も設けられ、あちこちで交通規制が

掛けられています。これまで経験がないほどの危険な雨に、自然の猛威を

改めて思い知らされました。

明日から連休でお出かけの方も多いと思いますが、熱中症や大雨の影響、

急な天候の変化など、身の安全や健康にはくれぐれもご留意ください。