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里山散歩

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斜面一面を覆い尽くすように咲き誇るカタクリ。

途中の林道は残雪で車が入れず、けっこう歩きましたけど、

山の新鮮な空気に包まれて気分はハイです。

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カタクリは「スプリング・エフェメラル」と呼ばれる植物の

典型で、落葉樹林の木々がいっせいに葉を広げる前、地面に

しっかりと陽射しが届くこの時期に花を咲かせた後、夏まで

のあいだに光合成を行ない栄養分を地中に蓄えます。

その後は地上から跡形もなく消えてしまい、次の春まで地中

で過ごすというライフサイクルを持ちます。

そんな束の間の春を謳歌する可憐な花たちに毎年、ある種の

力強さを感じます。

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このキクザキイチゲもスプリング・エフェメラルのひとつ。

遠目には芽吹く前の冬枯れた森も、足を踏み入れれば清楚な

春の花々でじつに賑やかな今日この頃。

肝心の渓流は雪シロの増水で手が付けられず、森を徘徊して

里山の春を満喫した休日でした。

次こそ、綺麗なヤマメに会いたいなぁ…。

サクラ咲く季節

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rod:Expert Custom EXC860MX lure:Wood 85・14g[BB]

「今年も何とかサクラを咲かせることができました!」

こちらは山形のサクラマス。地元アングラー、佐藤洋次郎さん

から頂いた投稿です。おめでとうございます!

昨年の人生初サクラに続いて、今年も太い鱒を手にしましたね。

またの投稿をお待ちしております。

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さて、こちらも遂に開花しました。小岩井農場の一本桜です。

休日の昨日は天気も良く、早速たくさんの人で大賑わいでした。

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雲ひとつない青天、残雪を抱いた雄大な岩手山、そして一本桜。

まさしく絵に描いたような美しさ。

昨日見た感じでは5~7分咲き程度で、まだつぼみも多いです。

今日と明日は天気が今ひとつですが、ゴールデンウィーク後半は

ピッタリいいタイミングにはまりそうですね。

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県道沿いの桜並木は満開でした。ここも素晴らしい景色。

綺麗すぎてついつい脇見運転しそうに…。要注意です。

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桜を見た後、ちょっと山に入ると雪解け水の小さな流れに、

まだ見頃の状態でミズバショウが綺麗に咲いていました。

山には山の季節がありますね。

そしてやっぱり、山に入ると元気が湧いてきます。

春本番

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花冷えの一週間前とは打って変わり、一気に

気温の上がった週末。この陽気に誘われて

雫石の桜も遂に咲き始めました!

昨年とは違い、今年は花芽の数が多いです。

どんどん咲き進んでいくこれからが楽しみ。

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こちらは御所湖を望む雫石川園地の桜並木。

川沿いの堤防から約150本のソメイヨシノが立ち並ぶ

壮観な眺めが楽しめます。

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こちらは樹齢800年の古木、七ツ田の弘法桜。

ライトアップされる夜の姿も見事です。

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そして、毎年注目を集める小岩井農場の一本桜ですが、

昨日の昼ごろの段階ではまだこんな感じ。

さすがに「本州で一番遅く咲く桜」と言われるだけあり、

一本桜だけはまだ咲いていませんでした。

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だいぶ枝先が赤みを帯びてきているので開花までそう時間は

掛からないと思います。花芽の数が多く、満開になった姿が

楽しみです。GW後半の連休には見頃になりそうですね。

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さて、この気候で楽しいことばかりでもありません。

空気が乾燥しており山火事が相次いでいます。盛岡の山林でも

昨日から大規模な山火事が起きており避難指示も出されました。

原因はいろいろ考えられますが、焚き火やタバコの不始末といった

たった一人の不注意が大きな火災を引き起こします。くれぐれも

火の取り扱いには注意しましょう。

今年こそ

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小岩井農場の桜はまだこんな感じです。
いつもの年だとGW前後が見頃になりますが、今年は
盛岡市のソメイヨシノが平年より8日早く開花が観測
されたので、こちらもちょっと早いかもしれませんね。

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小岩井農場の桜で一番早く咲くのがこの県道桜並木。
満開になると景色がガラリと変わります。

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そして毎年最後に花を咲かせるのがご存知、一本桜。

去年は花芽の数が少なく寂しい開花でしたが、今年は

大丈夫そう。枝先いっぱいに花を咲かせた見事な姿が

今から楽しみです。

更新のお知らせ

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,吉川勝利,ウッド85

rodExpert Custom EXC780MX lureWood8518gGO

anglerKatsutoshi Yoshikawa

 

FROM FIELD 更新しました。

「川で過ごした時間」

http://www.itocraft.com/FROMFIELD/category.php?cateid=9#cms374

 どうぞご覧くださいませ。

 

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雫石も春の日射しが心地よい季節になりました。

昨日は爽やかな青空が広がり、岩手山をはじめ残雪の
山並みがとても綺麗でした。

桜はまだ先ですけど、ようやく春ですね。

 

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これから芽吹きが進んでいくと、山や川の表情が

一気に明るくなります。

渓流を歩くのもどんどん楽しくなりますね。

震災3年

東日本大震災から、今日で3年が経ちました。

あまりに衝撃的な出来事で、「早3年」なのか、

「まだ3年」なのか、どちらともつかない複雑な

思いを今も抱いております。

 

しかしこの震災からの3年間、各地で起きている

多くの自然災害を思うと、改めて人間は地球の器

のなかで生かされている存在だと思い知らされます。

そのなかで我々渓流の釣り人は、自然の変化に対し

人並み以上の判断力や適応力を持っているはずです。

その危機管理能力を、自分も含め周囲に対して、

いつでも発揮できるよう常に心掛けておかなければ

ならないと、今日友人の墓参りから戻る車中、

改めて思いました。

 

今年も暖かい春がもうすぐやって来ます。

今シーズンも大好きな釣りを通して、皆さんのもとに

たくさんの笑顔が生まれることを心から願っております。

 

有限会社イトウクラフト

代表取締役 伊藤秀輝

新雪

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また雪が降って一面真っ白、冬の景色が広がっています。

 

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冬には冬の美しさ。春が近づくと名残惜しくもあります。

 

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日中の日射しに、ふと春らしさを感じる瞬間も。

まだ川には降りていませんが、そろそろ冷たい水の中を

ざぶざぶ歩いてヤマメの顔を拝みたいです。

 

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夢の魚

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rodExpert Custom EXC820MX lureWood8514gBB

 

昨シーズンも沢山のサクラマス投稿を頂きましたが、その中で

ひときわ強いインパクトを放っていた一尾がこの魚。

岩手県在住、奥寺敏貴さんが釣り上げた65cm3.5kg

こんな太いマスが釣りたい。そう誰もが願う素晴らしい体躯。

今年はどんな魚に出会えるか、この写真を見ると胸が躍りますね。

奥寺さん、ありがとうございました!

 

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せっかく渓流も解禁したのに、この爆弾低気圧で真冬に逆戻り。

特に大雪の影響が残る地域では無理をしても危険が伴うだけです。

ここは冷静にぐっと我慢するのも大事ですね。

月並みですけど、暖かい春が待ち遠しい今日この頃です。

想像

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春先の渓流はやっぱりスプーンの出番も多い。というわけで、

11本、丁寧にシングルフックを巻く。

 

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「毎年冬の間にしておく準備のひとつ。このフックにどんな魚

がヒットするか想像して、いつもワクワクしながら巻いてる」

と伊藤大祐。

 

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スプーンのフックは、狙う魚のサイズや釣り人の好みによって

様々に分かれるところ。なので蝦夷スプーンはフックレス仕様。

シングルフックひとつにも釣り師のこだわりが見て取れます。

 

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明日はいよいよ渓流解禁日。岩手を含め多くの地域で今シーズン

の渓流釣りがスタートします。
釣果うんぬんは置いといて、まずは渓流の空気を全身で満喫し、
素晴らしい自然の中で竿を振れる幸福を噛み締めたいですね。

豪雨の後で

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rodExpert Custom EXC600ULX lureYamai68S Type-Ⅱ[BG

 

京都府在住、大谷昌司さんからの投稿です。

 

2013.8

増水と濁りで渦巻く川に落胆を隠せないなか、大きな沈み石
あったはずのポイントへ。山夷68SタイプⅡを使いダウンで

アプローチ。何本もの線を引くように少しずつトレースコース
変え、軽めのトゥイッチを加えたところで明確なバイト。

厳しい状況のなか、貴重な1匹を手にすることが出来ました」

 

大谷さんが釣り上げたのは33cmのアマゴ。増水時、山夷の

安定性はやはり心強いですね。これがあるとないとでは攻め

の幅が確実に違ってきます。
ご投稿、ありがとうございました!

 

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夕方の空が、同じ時間でもだんだんと明るくなってきましたね。

少しずつ日が長くなり、春の足音は着実に近づいているようです。