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解禁

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これは去年の3月の写真ですが今年はこの倍以上は積もってるでしょうね。

さていよいよ渓流解禁。きりりと気持ちが引き締まります。

ぴりぴりと冷たく透き通った山の空気を吸って、そして清冽な川の水に浸かって、

冬の間なまった体をカチッ!と渓流仕様に切り換えましょう。

 

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早春の渓流には早春ならではの風情があります。ずっさずっさと雪に足を

取られながらヤマメやイワナを探すのも春限定の楽しみですね。

魚のサイズうんぬんは置いといてまずは季節を感じに川へ出掛けましょう。

 

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擬態

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野山を歩いてると不思議な生き物が一杯います。

これはカマキリに擬態しているんだろうか。

でも名前はオオトリノフンダマシ。 

生命の進化の物語がここにもあります。たぶん。

 

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これは本物。やっぱカッコいい。

残暑

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去年は本当に暑くてたまらなかったけど、いま写真に残っているのは

綺麗な緑と水と魚だけ。楽しかった思い出と。

カタログ用の写真を選びながら、ふつふつと釣り気分が盛り上がって

くる今日この頃。

 

…とはいえ、まだ渓流は禁漁中だし、とんでもなく雪は降ってるし。

北国の冬、真っ只中です。

 

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rodExpert Custom EXC510ULX lureEmishi 50S 1stYMO

 

こちらは秋田県在住、つしまさんからの投稿です。

昨年8/26に釣り上げた2本の尺ヤマメ。

 

「きびしい残暑かつ渇水のため日中は釣りになりませんでした。

朝マズメにヒットしたヤマメは、鮮やかな色彩が印象的で

肌質も沢にいるようなヤマメのそれでした。そしてその日の夕マズメ、

今度はギンケ気味で角度によってパーマークが見える感じのヤマメが

釣れました。どちらもほんの一瞬のバイトでしたが、カスタムの

フッキング性能が生きました」

 

つしまさん、ありがとうございます。

今回の魚も、それぞれに個性のあるいいヤマメですね。

昨年は尺ヤマメに恵まれたシーズンでしたが、今年も思う存分

楽しんでください。

迎春

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皆さん、明けましておめでとうございます。

お正月休みはいかがお過ごしでしたでしょうか。

さっそくサクラマス釣りに出掛けた方もいらっしゃると思います。

今シーズンもいよいよ始まりましたね。

とにかく無事に、そして沢山の幸福と出会えるシーズンでありますように。

今年もどうぞ宜しくお願いいたします。

山のジュース

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今年最後の写真は魚ではなく、美味しい山の恵みです。

伊藤がせっせと掻き混ぜているのは手作りの山ぶどうジュース。

渓流が禁漁になった晩秋、雫石の山で収穫した野生の山ぶどうを使い、

無農薬・無添加・無糖のまさに天然そのもののジュースを作りました。

 

 

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まず房から粒を外し、ゴミを取り除いて樽型の容器に移します。

ここで砂糖を加えるのが一般的なようですが、自然の甘みを味わい

たいので砂糖は一切使いませんでした。

甘みを出すコツとしては第一に、霜が降りる直前の完熟した山ぶどう

を採ること。人間だけじゃなく森のクマや鳥たちにとってもごちそう

であるため、彼らに先を越されたり、また完熟期はハチとの遭遇率も

高くなりますがここは妥協できないところです。

容器に集めた山ぶどうは11回、丁寧に掻き混ぜながら粒をつぶします。

この作業で皮の甘い部分が液に溶け出していきます。

  

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作り始めて約2週間後…。

丁寧に漉していよいよ完成! 爽やかで野趣溢れる香りが漂います。

(もちろん、醗酵を止めるためにきちんと煮沸し酵母を殺します)

 

できあがった山ぶどうジュースは味も香りもとにかく濃厚。

ひと口含むと、凝縮された自然の甘みと酸味がぶわっと広がり、

体の奥深くにじわっと染み込んできます。

これはスゴイ…。正直、予想していた以上の美味しさでした。

ちなみに同じ山ぶどうでも栽培ものは収量を増やすための品種改良が

行なわれており、地場の天然ものとは味わいも違うようです。

山ぶどうはポリフェノールや鉄を豊富に含み、健康にも◎

これで元気に冬を乗り切り、気合十分でサクラシーズンを迎えられそうです。

 

 

さて、2010年も残りわずかとなりました。

昨年を上回る多くの方々から投稿をいただいたり、また最近では

EXC51010周年記念モデル」に予想以上の反響をいただいたり、

今年も感謝に堪えない1年でした。本当にありがとうございます。

2011年も皆さんの期待に応えられるよう一歩一歩進んでいきます。

来年も変わらぬご愛顧の程、何卒よろしくお願いいたします。

それでは皆さん、良いお年を!

クニマス

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写真は秋田県田沢湖。

…と言えば、いまニュースでも話題になっているクニマスですね。

レッドリストで絶滅種に指定されている日本固有の淡水魚ですが、

山梨県西湖で約70年振りにその生息が確認されました。

クニマスは田沢湖固有の種で、1940年頃、鉱山開発のため田沢湖

に強酸性の水が流入したことで死滅したと言われていますが、

35年に10万粒の卵が西湖と近くの本栖湖に移された記録が残っています。

以前は懸賞金もかけられるほど熱心な捜索が行われ、それでも

見つからなかった幻の魚ですが、何でも西湖ではクロマスと呼ばれ

昔から漁協の刺し網に掛かっていたとか。

まあとにもかくにも喜ばしいニュースで、その生命力には勇気づけ

られますね。早く生きた姿が見たいものです。

 

そして、こういう種の問題には、どうしてもヤマメやイワナを

重ね合わせてしまいます。

時代背景や直接の原因は異なるものの、田沢湖のクニマスに起きた

ことがいまヤマメやイワナにも起きていることに大抵の釣り人は

鈍感でいます。彼らの純粋な血統が急速に失われつつあることに、

僕ら釣り人はもっと真剣に目を向けなければなりません。

釣り人のせいでその土地の財産が失われてしまう、そう考えると

本当にやり切れない思いです。

私達も微力ながら、すこしずつ健全な方向へ道を戻せるようDNA鑑定

も取り入れながら天然種の存在を把握し、より良い放流活動の助けに

なればと動き始めています。

沢歩き

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独りで行く山深い渓流は、不思議な心地好さに満ち溢れています。

魚が全てじゃないよなぁ…と、歩くたびにシミジミ感じます。

だから風景写真も取り留めなく撮ってしまいます。

自然の持つ美しさは決して魚だけに見るものではありません。

 

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この景色のなかを歩いていた3ヶ月前がつい昨日のことのようです。

いつの間にか秋も終わり、冬らしく寒さが厳しくなってきました。

写真を見返しながら流れる時間の速さにくらくらする今日この頃です。

初冬

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久し振りに風景写真。

杉の葉と苔の緑が所々にあるだけの枯れた景色ですが、

この時期の里山の風景はすーっと胸に染みてきます。

ふと、昔の出来事を思い出して懐かしくなったり、

妙に切なくなったり。そんな季節ですね。

 

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今朝の雫石は氷点下の冷え込み。寒いですけど、

朝からカメラ片手にぶらぶらするのも気持ちいいものです。

寒暖の差が激しく体調を崩しやすい時期です。

皆さん風邪にはくれぐれもお気をつけください。

立冬

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暦上は冬の気配がたち始める立冬。

日中のふわっとした空気にまだそんな気配は感じられませんが、

着実に秋は深まっています。

 

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遅れた紅葉も里の方までずいぶんと染まってきました。

散った葉も多くてチグハグではありますが、やっぱり綺麗。

 

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落ち葉に同化したような鮮やかな橙色のニホンアカガエル。

冬眠前の腹ごしらえでしょうか。意外に素早く、

ぴょんっ!と川に飛び込んでしばらく浮いてきませんでした。

 

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こちらは長野のフィールドスタッフ、小沢さんから。

歴史ある有名な楓だそうですが、

やはり今年は暑さが長引きそして一気に冷え込んだため

赤の鮮やかさが今ひとつとのこと。

とはいえ、じゅうぶん綺麗ですけど。

紅葉レポ その3

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投稿ではないですが、ここへ来てきれいな紅葉の写真がちらほら届き

なにげに嬉しかったりします。

 

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こちらは秋田県在住、SKさんより。鳥海山のブナの原生林。

水中に見える緑は鳥海マリモですね。あちらも例年より23週間

色づきが遅く、風次第だけど色的にはこの週末が見頃かも、とのこと。

記念品はナシですが、SKさん、サンキューです!

 

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これはぱっと見てすぐに分かりましたよ。地元が宮城なので。

江合川上流、大谷川が形成する鳴子峡。栗団子食べました?

写真を送ってくれたのは宮城県在住、岩崎礼一さん。

だいぶ行ってないので個人的に懐かしくなりました。

 

この週末は天気も良さげ。お出かけの方はくれぐれもお気をつけて。

脇見運転に注意です。