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野生のサイクル

07

自分のテリトリーを誇示するかのように雄々しく羽ばたくタカ。
去年、会社を囲む林の中に巣を架けた2羽のタカが、また今年も
ここに帰って来ました。

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この種のタカは、毎年同じ巣で繁殖を繰り返す傾向があるため
楽しみに待っていたところ、この場所を気に入ってくれたのか
春先になって姿を現しました。
伊藤によれば、初めのうちはオスが一羽でやって来て周囲の様子
をうかがっていたところに、徐々にメスも来るようになったそう。

「エサの面も含めて申し分のない環境だろうけど、ただ問題も
あって、去年も敵対してたカラスが3羽から5羽位に増えた。
そのうちの2、3羽をタカが撃墜したら、今度は仕返しとばかりに
20~30羽のカラスが集結してタカをいかくすることもあった。
大丈夫かなって心配してたんだけど、タカは屈しなかったね。
猛禽類らしい鋭い動きで、両足の爪をむき出しにしてカラスを
激しく追い払ってる。その姿を間近に見てると、やっぱり
彼らの生きる強さに感動させられる」

昨年もタカの写真を掲載した際は反響が大きかったですが、
自然を愛する私達釣り人にとって、野生の生き物、特にこうした
孤高の険しさには本能的に引きつけられる魅力があります。
また後ほど、今年も元気に子供達が巣立っていく様子をお知らせ
できればと思います。

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冬枯れていた林の中にも所々に春の彩りが見られるように
なりました。カタクリの可憐な花が春の訪れを告げています。

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こちらも春の花、イワウチワ。雪解けの渓谷で見かけることも
多いと思いますが、白花は珍しいですね。
これから新緑の芽吹きも始まり、山を歩いていて自然界の強い
生命力を全身で実感する季節です。

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