63S
今朝はまた一段と冷え込みました。
早朝の気温が氷点下15℃。
何でもNASAによると2013年は過去最高の暑さになるんだとか。
しかしそんな話を聞いても全くピンと来ないこの寒さなわけですが、
身を切るような朝だからこそ見ることができる美しい風景もあります。
例えば、俄かに立ち昇った川霧が朝陽に輝く様子とか。
もちろん寒いけど、その場にいると言葉を失うほど幻想的。
rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Bowie 63S
さてこちらは宮城県在住、平正樹さんからの投稿です。
ミノーは以前記念品として製作されたボウイ63S。
「瀬から続く流芯がモヤッと開く辺りで、ふとボウイ63Sを取り出し、
アップでキャストした一投目。いきなり写真の魚がボウイの後ろを
激しく右に左にダートしながら追ってきました。心臓バクバクでしたが、
ルアーを止めるようにしてヒラ打ち一発! で、がっちりフッキング。
それからはもう必死でした。ボウイの軽やかな動きがなければきっと
食わせられなかった気がします」
平さん、ありがとうございます。
ド迫力ですね。本流の大きな懐や河口域などで大型化したこうした鱒は、
可憐な渓流のヤマメとはまた異なるアングルから釣りが楽しめると
思います。このパワフルな体躯とサイズ、そしてネットにすくうまでの
緊迫したやり取りは何物にも代えがたい大きな魅力。
釣り上げた瞬間の充実感も推して知るべし。
ちなみにサイズは45cm。ずっと忘れられない一尾になるでしょうね。