自然の恵み
時が過ぎるのはあっという間、この9月ももう最終週ですが、
日中はまだ夏の暑さを引きずり、本格的な秋の訪れは足踏み状態。
今年は山栗が落ちるのも遅いですもんね。
rod:Protomodel lure:Bowie 50S[HYM]
angler:Hideki Ito
季節は留まっていても時間は止まらず、禁漁に向かって絶えず
秒針は進み続けます。上の魚はそんな差し迫った最終盤の渓で
釣り上げた大ヤマメ。魚体の写真はまた後ほど紹介いたしますが、
この日はもうひとつの、大きな自然の恵みと出会うことに。
ヤマメの撮影を終えた帰路のことでした。
「そうだ、あの木の所に寄っていくか!」と伊藤。
以前、そこでそれはそれは立派な天然マイタケを見つけて以来、
毎年秋が深まると必ず足を運んでいる大木があり、あのへんは
秋が早いから出てるかも…という勘のもと向かってみることに。
すると読みは的中。ドッシリとした大きなマイタケがそこに…!
見つけると舞い踊ってしまうほど嬉しい、という名の由来は
決して大げさな話じゃないなと思います。
もちろん香りも素晴らしいです。
「川の恵みと山の恵み、しかも特別見事なものに出会えて、
今日はココロの底から自然に感謝だね」
さて、今年の渓流も幕が閉じるまであと少し。
最後の釣行を計画されている方は、ぜひ最後の一振りまで
楽しんでください。