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捩花

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けっこう身近に咲いている野性ランのひとつ、ネジバナ。
ピンクと白の可愛らしい花が、その名の通り螺旋状に
グルグルと茎に巻きついて並ぶのですが、上の写真の個体は
あまり花の列がねじれていないタイプ。これはこれで綺麗です。

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これはネジバナらしいネジバナ。自然の作り出す造形美に、
いつも見入ってしまいます。

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暦の上では一年で最も気温が高いとされる大暑の期間に
入りましたが、明日からまた天気が崩れそうな予報。
真夏の渇水がやって来る前に、雨に濡れた美しい渓流を
堪能したいです。

drift

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今年は梅雨明けが遅いみたいで、来週も天気が崩れそうです。
一時ぜんぜん雨が降らなくて心配していたモリアオガエルの卵も、
無事オタマジャクシに孵り、たくさん池の中で泳いでいる姿を
確認してきました。陸に上がるまでの間、快適な水中生活を
過ごせるよう願っています。

イトウクラフト,itocraft,アマゴ,小沢勇人,蝦夷スプーン

rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi Spoon 41・7.0g[GYM]
angler:Hayato Ozawa

さてこちらは梅雨入りして間もない頃、今日はだいぶ水が高いなー
という日に、小沢勇人が蝦夷スプーンで釣り上げた一尾。
一際野生的な居着きのアマゴに没頭する盛期、その前に毎年会いに
行く遡上タイプの個体です。
押しの強まっている流れの底波をスプーンのドリフトで捉え、
じらすように誘う。着き場の読み、そこから逆算しての着水点、
ルアーの操作、そして、それら心に思い浮かべたイメージが
的中するフッキングの瞬間。
「スプーンのドリフトは、この瞬間が最高に楽しい」

イトウクラフト,itocraft,アマゴ,小沢勇人,蝦夷スプーン

スプーンだからこそ攻め抜ける流れ、スポット。そして、
スプーンだからこその楽しさをぜひ味わってください。

梅雨入り

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ジメジメと、重い空気がまとわりつくなぁ…と思っていたら、
岩手も梅雨入りした模様。今週は傘マークの予報が多いです。
適度に降ってくれて雨の恩恵だけを授かりたいものですが、
相手は自然。川を破壊するほどの豪雨もまた頭を過ぎります…。
まあ今は、減水した川に少しでも潤いが欲しいところ。
そして、先日のモリアオガエルの池が干上がりそうなのも心配。
どうか恵みの雨を!

雨乞い

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今年の季節の速さは、彼らの行動にも表れています。
モリアオガエルの産卵が、いつも見ている池で例年より2週間ほど
早く確認できました。

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モリアオガエルは水面上に張り出した木の枝にメレンゲのような
卵塊を産み付けます。孵化したオタマジャクシは泡の中で雨を待ち
雨で泡が崩れて、下の池に落ちる仕組み。
身近にある野生の小さな営み、初夏の風物詩。
小さく浅い池なので、毎年池が干上がらないよう願うばかりです。

GW

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ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしたでしょうか?
皆様からのお問い合わせには本日より返信いたしております。
ご不便をお掛けいたしました。

さて小岩井農場の一本桜もこの連休中に満開となりました。
残念ながら今年は花芽の数が少なく、天気も冴えない日が
続いて岩手山とのツーショットもあまり拝めませんでしたが、
それでも素晴らしい景色が今年も多くの見物客の目を
楽しませてくれました。

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山は新緑の季節。連休中も各地から様々な釣果投稿を頂いて
おります。最盛期のサクラマスに、渓流も徐々に良くなって、
選択肢の多さに頭を悩ませる時期ですね。

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rod:Expert Custom EXC630LM lure:Emishi 50S 1st Type-Ⅱ[YMO]

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rod:Expert Custom EXC630LM lure:Emishi Spoon41・5.0g[HYM]

こちらは山形県在住、魚ゴコロさんからの投稿です。
春うららかな里川で飛び出した二匹のイワナ。
「押しの強い川なのでEXC630LMを使いました。足場の
悪い所では40クラスも強引に抜き上げるパワーがあって、
なお且つ操作も快適です」
サクラマスなど大型遡上魚もターゲットにしたロッドなので、
一般的な渓魚相手でしたら余裕のハイスペックです。
釣り人に不利なシチュエーションでこそ、やはりロッド自体の
ポテンシャルが問われますね。
魚ゴコロさん、ありがとうございました。

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rod:Expert Custom EXC820MX lure:Wood 85・18g[RS]

こちらは富山県在住、山本重雄さんからご投稿頂いた神通鱒。
相変わらず釣ってますが「今年は山に雪が全くなく解禁から
夏川のような水位が続いており苦戦しております」とのこと。
…と言いつつ、この後、まさにこれぞ神通鱒という見事な魚
を釣り上げたそう。
水況的には厳しい状況が続きそうですけど、ぜひぜひ後半戦も
楽しんでください。
山本さん、ありがとうございました。

GW中のお問合せについて

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ゴールデンウィーク中は暦通りのお休みとさせていただきますが、
この期間中に頂いたメール及びFAXでのお問合せにつきましては
5/9(月)以降に順次返信させていただきます。
ご不便をお掛けいたしますが、何卒ご了承くださいませ。

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春の暖かい陽気に誘われて、小岩井の桜が見頃に。
一本桜もそろそろですね。
連休中はもちろん釣りも楽しみですけど、賑やかになってきた
春本番の森をゆっくり歩きたいです。

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小岩井の桜、そろそろ咲いてるかなーと昨日の朝、様子を見に
行ってみると、毎年咲くのが早い県道沿いの桜並木が開花して
いました。今年は花芽の数も多いようで綺麗に咲きそうです。
天気のよい今日はかなり咲き進んでいることでしょう。
ちなみに一本桜はまだ咲いておらず、ちょうど連休中に見頃を
迎えそうな感じ。

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見たところ一分咲き程度ですけど、じゅうぶんに綺麗です。
今年は岩手山の雪が消えていくのも早いですね。

野生のサイクル

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自分のテリトリーを誇示するかのように雄々しく羽ばたくタカ。
去年、会社を囲む林の中に巣を架けた2羽のタカが、また今年も
ここに帰って来ました。

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この種のタカは、毎年同じ巣で繁殖を繰り返す傾向があるため
楽しみに待っていたところ、この場所を気に入ってくれたのか
春先になって姿を現しました。
伊藤によれば、初めのうちはオスが一羽でやって来て周囲の様子
をうかがっていたところに、徐々にメスも来るようになったそう。

「エサの面も含めて申し分のない環境だろうけど、ただ問題も
あって、去年も敵対してたカラスが3羽から5羽位に増えた。
そのうちの2、3羽をタカが撃墜したら、今度は仕返しとばかりに
20~30羽のカラスが集結してタカをいかくすることもあった。
大丈夫かなって心配してたんだけど、タカは屈しなかったね。
猛禽類らしい鋭い動きで、両足の爪をむき出しにしてカラスを
激しく追い払ってる。その姿を間近に見てると、やっぱり
彼らの生きる強さに感動させられる」

昨年もタカの写真を掲載した際は反響が大きかったですが、
自然を愛する私達釣り人にとって、野生の生き物、特にこうした
孤高の険しさには本能的に引きつけられる魅力があります。
また後ほど、今年も元気に子供達が巣立っていく様子をお知らせ
できればと思います。

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冬枯れていた林の中にも所々に春の彩りが見られるように
なりました。カタクリの可憐な花が春の訪れを告げています。

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こちらも春の花、イワウチワ。雪解けの渓谷で見かけることも
多いと思いますが、白花は珍しいですね。
これから新緑の芽吹きも始まり、山を歩いていて自然界の強い
生命力を全身で実感する季節です。

春の使者

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今年は雪解けが早く、ミズバショウの見頃も例年より
早くに迎えました。特別珍しい花ではありませんが、
こうした野生の草花で季節を感じられることはやっぱり
素晴らしいことだと思うし、川へ向かう途中、薄暗い
林の中で唐突に発見すると無性に嬉しくなります。

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雫石は桜も新緑もこれからですが、陽射しの暖かさに
しっかり春を感じるようになりました。

熊本地震

この度の熊本地震におきまして、被害に遭われた方々に心より
お見舞い申し上げます。

ここ数年、日本各地で地震や水害、台風といった自然災害の
恐ろしさを思い知らされる出来事が多く起こっています。
私達釣り人が険しい源流へ行く時には念入りに準備するように、
普段の生活において一人一人が防災の意識をしっかりと持つことの
重要性を強く感じる次第です。

いまも不安と恐怖を抱えながら過ごされている方々が、一刻も
早く心と生活の平穏を取り戻されるよう謹んでお祈り致します。

有限会社イトウクラフト
代表取締役 伊藤秀輝