辛夷と書いてコブシと読む。
会社の敷地内に立つコブシが枝いっぱいに花芽を付けている。
純白の可憐な花びらとその甘い香りが里山に春の訪れを伝えるコブシは、
種まき桜とか田打ち桜、田植え桜などとも呼ばれ、ひと昔前はその開花時期
を目安に農作業のタイミングを計ったり、花の数や咲く向きで作物の豊凶を
占ったりした。農村の暮らしに密着してきた植物なのだ。その名残か、雫石では
田んぼのそばにコブシの喬木をよく見かける。
一般的には桜に主役を奪われがちだが、ひと足早く春を告げるコブシは、
歌にもあるように北国の春を代表する花であり、桜とは違う素朴な佇まいが
雫石の土地柄や風景に調和しているような気がする。
長い冬のトンネルの先にようやく明かりが見え始めてきた今日この頃。
花が咲いたらまたアップします。
| 2010年02月22日 11:44
| 自然、風景、暮らし
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rod:Expert Custom EXC860MX lure:Yamai 85S & Emishi Spoon65 14g
秋田県在住、ショウさんからの投稿です。(2010年度分)
雄物川本流で2本のサクラマスを釣り上げたのは2/16、つまり昨日のできこと。
サイズは61と57。どちらも幅と厚みのある素晴らしい魚体。
「今シーズン初の釣果です。今年新調した竿にようやく魂が吹き込まれました。
60アップのトルクにも動じないバットパワーには驚かされました。今年はこの竿が
私の右腕になってくれるはずです」
ショウさん、ご投稿ありがとうございました。
今シーズンも宜しくお願いいたします。
| 2010年02月17日 18:11
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rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Balsa Emishi 50S[ITS]
東京都在住、小野寺蔵さんからの投稿です。(2009年度分)
地元がこちらなのかもともと岩手の水系に通っていたそうですが、
仕事の関係で東京に移り、昨年はまさに忙殺の日々。まったく釣りに
行けないまま迎えた9月終盤のシルバーウィーク。
無理やり休みを捻出して向かった岩手のとある川でドラマがありました。
釣り上げたヤマメは、なんと、人生初の40cmジャスト。
チェイスを確認後、この釣行のために購入したバルサ蝦夷にルアーを交換し、
2投目のできごと。「初めてバルサ蝦夷を使ったのですが、インジェクション
には無いレスポンスの良さがこの1匹に繋がりました」とのコメント。
釣果日は9月23日。忘れられない一日になりましたね。
40ヤマメにかじられたバルサ蝦夷もきっと喜んでいることでしょう。
今年も良い釣りをされましたらぜひご投稿くださいませ。
ありがとうございました。
| 2010年02月15日 13:40
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桜鱒ルアーの製作、発送作業が進んでいます。
現在は蝦夷スプーン65、山夷95S、85Fをデリバリー中です。
こちらは桜鱒スプーンの新色、ITSとAU。
どちらもミノーではド定番のカラー。ミノーでの実績が頭に刷り込まれてるから、
何の違和感もなく使えますね。いかにも釣れそうな雰囲気を漂わせています。
日によって差はあるものの秋田のサクラマスが好調に釣れています。
リミットは今月いっぱい。ぜひチャレンジを。
| 2010年02月14日 17:33
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昨日の夜、小岩井の打ち上げ花火が始まるのとほぼ同時に、カタログの入稿作業が
終わりました。あとは来週、色校のチェックをして刷り上って来るのを待つのみ。
長い闘いでした…。
お問い合わせも頂いていますが、ご希望の方は80円切手2枚同封の上、弊社まで
お申し込みください。
| 2010年02月13日 18:14
| お知らせ
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現在、雫石町内の小岩井農場にて「いわて雪まつり」が開催されています。
先週の土曜日、開催初日の夜に行ってきました。
とてつもない寒さのせいか、それとも終わり間際に行ったからか、
人は思ったより少なめでしたが、雪像の周りを子供たちが元気に走り回ってました。
昭和43年に始まり今回で43回目を数える雪まつり。
今回のテーマは、「さあ、おはなし雪ひろばへ!」だそうで、会場となる
まきば園の広場いっぱいにお話の世界が展開されています。
大小合わせて16基の雪像、中でジンギスカン料理を楽しめる66基の「かまくら食堂」、
岩手の美味しいものや特産品が揃う屋台村など、楽しいこといっぱいです。
開催は2/14日曜日まで。時間は9:00~21:00。
今週末、まだ予定の入っていない方はぜひ。
夜は特に冷え込むので、防寒対策だけはくれぐれも万全に!
| 2010年02月12日 20:18
| 自然、風景、暮らし
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凍て付いた本流に立つ釣り人達から嬉しい声が写真と共に届いています。
去年に比べると、今年のサクラマスはかなーり良さげですね。
2009年度分の紹介がまだ終わっていませんがタイムリーな話題ということで。
今シーズン一発目の投稿です。
rod:Expert Custom EXC820MX lure:Yamai 85S[YTS]
赤川のフレッシュラン。釣り人は山形県在住、菅原吉春さん。
1月18日に山夷85シンキングで釣り上げた58cm。
「最初、蝦夷スプーン21gのSGHにアタリがあったが乗らず!
しばらくして山夷85Sにチェンジしたところ、一投目に来ました」
冬のサクラは、やはり他のトラウトにはない特別な輝きを纏っています。
ウロコ1枚1枚をギラギラと光らせる美しい1尾。
菅原さんは去年に続いてのサクラ投稿ですね。
釣れていると言っても時期が時期なのでタカが知れてますけど、
それでも寒々しいかぎりだった昨シーズンからすれば、盛期に向けて
期待の膨らむ滑り出しと言っていいでしょう。
ほかにも「印象的」な冬サクラの写真が来ています。
今年も皆さんからの投稿をお待ちしています。
それと、現在2010年度版カタログの制作が大詰めを迎えています。
出来上がりましたら改めてお知らせいたします。しばしお待ちを。
| 2010年02月06日 09:14
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オリジナル・ランディングネット「North Buck」に関しまして、沢山のお問い合わせ
をいただき誠にありがとうございます。鱒の森の広告でもお知らせしていますが、
渓流用Sサイズのグリップ素材と価格が以下の通り決定いたしました。
↑クラロウォールナットバール:38,850円(税込)
↑マートルバール:38,850円(税込)
↑カリンバール:45,360円(税込)
↑全体図。
もちろん、握りやすさや魚のすくいやすさといった使い勝手の良さも
ノースバックの特徴のひとつ。
サイズは全長430mm、内径300mm×215mm。
※天然素材ゆえ、ひとつとして同じ柄のものはありません。何卒ご了承くださいませ。
高級車のインパネにも使われる稀少な銘木、クラロウォールナットは
伊藤が銘木を組み込んだロッド製作を始めた頃から、じつは一番使いたいと
思っていた素材。苦労して探し回り、いまから2年ほど前に入手ルートを
見つけ、今回まさに念願が叶ったというわけです。
クラロならではのダイナミック且つ緻密な色調変化、複雑な瘤模様は
どこか妖艶な雰囲気を醸し出し、決して見飽きることがありません。
また、写真でお気付きかと思いますがノースバックには鏡面仕上げが施されています。
ウレタン塗装は計11回。塗っては磨き、塗っては磨きを丹念に繰り返し最後に
バフで仕上げ、潤いを感じさせる美しい艶を出していきます。
フレーム1枚1枚を削り出すところからこの仕上げまで、もちろんすべて
雫石の工房で時間と労力を惜しむことなく手掛けられています。
そばで見ているだけでも気の遠くなるような作業がえんえんと続くわけですが、
伊藤いわく「手間を掛ければ掛けるほど、やっぱり綺麗になっていく。だから
それを惜しむことはできないんだよ」とのこと。
↑真鍮ピンと竹材のコンビネーションは、カスタムナイフにあるような
ワイルドでシャープなデザイン性と補強を兼ねたもの。
↑ブラス製ヒートン。
↑次の磨き作業を待つネット達。
現在、極力スムーズに出荷できるよう製作を続けておりますが、どうしても先を急ぐことのできない工程、時間が多々ございますため、長らくお時間を頂戴しております。受注開始まで今しばらくお待ちください。オーダー受付の際はHP上にてお知らせいたしますので何卒ご理解頂きますよう宜しくお願いいたします。お待ち頂いている方には重ね重ねお詫び申し上げます。
◎ウッド素材について
年々良材の入手が困難となっている貴重な木材を使用しているため、当面の販売分は
ストックしているものの今後は木材を取り巻く諸情勢に伴い、スムーズな製作に支障を
きたしたり素材を変更する場合もございます。また入荷の時期やルート等により、各素材
の個性にバラツキの生じる可能性がありますことをあらかじめご了承くださいませ。
| 2010年02月01日 22:53
| お知らせ
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rod:Expert Custom EXC5.0ft lure:Emishi 50S Type-Ⅱ[YTS]
岩手県在住、小原真さんからの投稿です。
まず何より、ロッドが渋いですねー。
知る人ぞ知る、いにしえの5フィート、1ピース。もちろん現在は廃番ですが
カスタムの礎とも言えるモデルですね。大事に使ってください。
釣り上げたヤマメとイワナも野性味あふれる素晴らしい魚体。
ゴツくて立派なミヤマクワガタ、美味しそうなアケビ、キノコ…。
魚釣りとは関係ないようでいて実はこういうのも含めて「釣り」なんですよね。
楽しげな写真を見てたら解禁が待ち遠しくなりました。
飯盒で炊いたご飯もいい感じですねえ…。
小原さん、ありがとうございました。今年も宜しくお願いいたします。
| 2010年02月01日 13:16
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