梅雨曇りの下で
angler:Hideki Ito
ようやく雪シロが落ち着いたかと思えば早くも渇水が始まった先週末、
早朝1時間ほどのドライブを経てお目当ての川へ。
伊藤の手に収まったのは、険しさをまとい始めた雄ヤマメ。
ヒットルアーは蝦夷50Sファースト・タイプⅡ。
日を追うごとに賢く、警戒心を強固にしているヤマメだが、一方で魚食性や
捕食本能に最も駆られるこの時期、ファーストならではのド派手なヒラ打ち
がそのスイッチを強烈に刺激。手強い尺ヤマメも最終的には伊藤の思惑どおり
に口を使ったのだった。勝手知ったる近場の川を離れても、このヒラ打ちの
威力は言うまでもなく不変。
rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi50S 1st Type-Ⅱ[BS]
カーディナルにはもちろん「マウンテンカスタムCX」を装着。
マストアイテムとなったこの組み合わせが、カーディナルならではの
繊細なリーリング感度を維持しながら、約20gの軽量化によって
タックル全体の機能性を高めてくれる。とりわけ大きな効果を実感する
のがキャスティング性能の向上だ。よりブランクの性能が引き出し
やすくなり、これまで以上の圧倒的な飛距離と快適なコントロール性を
僕らカーディナル・ユーザーにもたらしてくれる。
「これがあるからこそ、今の釣りが成り立ってる。もうノーマルスペック
のカーディナルには絶対に戻れないよ」と伊藤は何度も口にする。
またカタログで紹介のカスタムパーツ第2弾、チューニング・スプールの
詳細も後ほどご案内いたします。
エッジに施される独自のテーパー加工でさらに飛距離が伸び、なお且つ
ライントラブルも激減。加えてコルク製アーバーのセットにより、樹脂製
アーバーや下巻きに対し2~4g強の軽量化を実現。
さらに上の世界へ、カーディナルのフィーリングが変わる。
どうぞお楽しみに。
豊かな森とクリアな水、そして美しいヤマメ。
何ものにも代えがたい贅沢な時間。梅雨曇りの下、気分は晴れ晴れ。
今週末もこちらは雨に恵まれない予報ですが、地域によっては増水に警戒が
必要な川も。くれぐれもお気をつけて、ぜひ楽しい釣りを。