思いを継ぐ
雪が解け、春が訪れれば、来シーズンも大好きなサクラマスを
追って、共にロッドを振るはずだった一人の友人の釣り姿を、
私はもう見ることができません。
去る12月11日、岩手県久慈市のフィールドスタッフ、
小田秀明が、51歳という人生半ばで永眠いたしました。
トラウトルアーがまだマイナーだった時代からこの釣りに熱く
のめり込み、古くからの正統派ルアーマンの信念とスタイルを
今も変わらず貫き続ける数少ない釣り師の一人でした。
そんな志を共にする友人との突然の別れは、本当に悲しく、
無念でなりません。
今年5月のゴールデンウィーク、吉川勝利を含め3人で米代川へ
釣行し、みんなでサクラマスを釣り上げた時の小田の会心の笑顔が
何度も何度も蘇ってきます。
これから、まだまだ楽しい時間を共有したかった。
しかしそれが叶わなくなった今、これまで支えてくれたことに
深く感謝するとともに、心から哀悼の意を表します。
有限会社イトウクラフト
代表取締役 伊藤秀輝
◎在りし日の釣行写真等を集めた追悼記事を今後掲載する予定でおります。
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