春の目覚め
ようやく春めいてきた林のなかで可愛らしい動物を発見。
林の整理をしていた伊藤が、「おっ!」と手を伸ばした先に
カサカサッと動く小さな生き物が…。
つかまえたのは小さなノネズミ。
しっぽの長さから見てアカネズミでしょうか。春の気配を感じて
冬ごもりから目覚めた動物達もエサを求めて動き始めています。
フクロウやタカなどに絶えず狙われているノネズミですが、その
繁殖力の高さで森の食物連鎖を繋いでいる隠れた主役の一人です。
人間の生活に依存するイエネズミとは違って可愛らしく見えるのは、
やっぱり森に生きる野生の動物だからでしょうね。
パッと見は寂しい冬枯れた森も少しずつ賑やかになってきました。