spacer
Media / Contacts
HOME RODS LURES LANDINGNET ACCESSORY FROM FIELD CRAFTSMANSHIP NEWS MOVIE
NEWS TOP

最後の淵

06
07

rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Bowie 50S[BT]

神奈川県在住、佐藤友則さんからの投稿です。
昨シーズンの最終釣行、しかもその最後のポイントで、
まさしく有終の美を飾ってくれた一尾。

「9月最後の週末、仲間と連れ立ち一年間最も慣れ親しんだ
川へ2日間の釣行に出掛けました。名残惜しい気持ちを抱えつつ、
そしていよいよ、ここで終わりにしようと最後のポイントとなる
大淵に到着。対岸の岩すれすれに数投ボウイを投げ入れ、
サイドの釣りで慎重に探ってみたものの反応ナシ。
先行者が入った後かも? 今年も終わりか…と諦めかけたその時、
ズシンッと重量感のあるアタリがロッドに伝わりました。散々
抵抗され、最後はフックがやっと掛かっている状況でしたが、
祈るような気持ちで何とかランディングすることが出来ました。
美しいヤマメにしばし見惚れ、楽しかった一年を振り返りながら
帰路につきました」

佐藤さん、ありがとうございます。
最後の最後、時間もギリギリ、フッキングもギリギリ、何とも
ドラマチックで忘れられない魚になりましたね。
今シーズンもこんな魚で締めくくれたら最高ですね。
またの投稿をお待ちしております。

突破口をひらく

04
05

rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi 50SD[YMB]

宮城県在住、熊谷浩美さんからの投稿です。
ヒットルアーは先日も紹介した蝦夷50SD。

「川の濁りがようやく取れたものの、水位はまだまだ高く、
上層の流れが速すぎる状況でしたが、シンキングディープが
突破してくれました。ドンッとアタった瞬間になかなかの
サイズだと思い、慎重にやり取りしてランディングしました」

熊谷さん、ありがとうございます。
川の状況に合わせルアーの特性をしっかり引き出した成果ですね。
下流域か本流育ちでしょうか、パーマークが薄まり極太に成長した
37cmの雄。尾ビレも力強く、この引きは強烈だったでしょうね。
残り一ヶ月を切りましたが、時間の許す楽しんでください。

秋支度

イトウクラフト,itocraft,アマゴ,小沢勇人
イトウクラフト,itocraft,アマゴ,小沢勇人

rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi 50SD[YMO]
angler:Hayato Ozawa

少しずつ秋めいてきた今日この頃。
「この川は特に秋が早いんだよね」と言う小沢勇人。写真の
雄アマゴも薄っすらと色づき、秋の装いをまとい始めています。
「毎年いい魚が着くポイントなんだけど、それだけに他の釣り人
も通い詰めてるから魚はもう常にスレてる」
落ち込み下の深く掘れたポイントで、水深は1m20cmほど。
落ち込みの流れが大きな岩にぶつかって流れ出す、その岩の下の
エグレが魚の隠れ家になっている。警戒している分、そこから
長い距離を追わせるのは難しい。
だから選んだルアーは、蝦夷50シンキングディープ。

イトウクラフト,itocraft,アマゴ,小沢勇人
イトウクラフト,itocraft,アマゴ,小沢勇人

「小さめの渓流でも、こういうピンスポットを攻めるために
このルアーはほんと欠かせない」
数々の危険を掻い潜ってきた居着きのアマゴも、テリトリー内で
激しくヒラを打つディープに思わず口を使ったのでした。
顔がいかつく、体高も見事。サイズは35cm。

イトウクラフト,itocraft,アマゴ,小沢勇人
イトウクラフト,itocraft,アマゴ,小沢勇人

今シーズンも残りひと月、いよいよ佳境ですね。
蝦夷50SDは来週中の出荷を予定しています。
台風被害など危険や不安も多いですが、安全最優先で楽しみましょう。

山岩魚

0
01

rod:Expert Custom EXC510UL lure:Emishi Spoon 41・5.0g

島根県在住、赤水祐介さんからの投稿です。

「先日初めて川で熊に遭遇したせいで本日はビビリながらの
イワナ狙いでした。小さな滝壺へスプーンを沈ませ、底を取りつつ
トゥイッチで誘うと、久しぶりに良いイワナに出会えました」

いかにも山奥の沢筋で育った濃厚な体色、これでサイズは37cm。
この大きさにして全くアメマス化しておらず、山のチビイワナが
そのまま大きくなった容姿が魅力的。熊の恐怖に打ち勝って
出掛けたのも頷けます。赤水さん、ありがとうございました。
さて熊も怖いですが、今度は台風12号が西日本を襲いそうな動き。
足早に北上するそうなので、ぜひ早めの対策を。

台風10号

報道にもありますように、このたびの大型台風により岩手沿岸、
また北海道の各地で甚大な被害が出ています。
今なお不安や恐怖に直面されている方々が、一刻も早く安心した
生活に戻られるよう心よりお祈りいたします。

幸い雫石は難をのがれましたが、ニュースの映像を見ると3年前
に起きた雫石の洪水被害が思い出され、あの恐ろしい濁流の波が
よみがえって胸が苦しくなります。
いま日本は「観測史上初」や「記録的」といった言葉にも鈍感に
なるほど、異常気象や自然災害が多発し、その猛威にさらされて
います。いつどこでどんな災害に遭っても不思議ではありません。
自然界が支配する力の前に私達人間にできることは限られますが、
普段からの個々の備え、そしていざという時の助け合いの大切さを
こうした災害のたびに改めて学ばされます。

引き続き大雨の影響が残る所ではくれぐれもご注意くださいませ。

自然の力

p9200018efbc88e694b9efbc89
p9200018efbc88e694b9efbc891

rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi 50S 1st Type-Ⅱ[YMP]

こちらは昨シーズンの釣果。福島県在住、遠藤拓也さんからの
投稿です。大雨の影響でしばらく釣りができず、ようやく水量が
落ち着いたのを見計らい、久しぶりに本流へ。

「想像を絶する量の水が暴れ回ったようで、淵が埋まり、岸が
削れ、川の様子がまるで変わっており、自然の力の恐ろしさを
改めて感じました。ファースト・タイプⅡを流れに馴染ませ、
軽くトゥィッチしながらドリフトしていると違和感を感じたので
反射的にあわせると、激しく首をふる感触が伝わってきました。
あの大増水の中を生き残ったかと思うと感慨深いものがありました」

遠藤さん、ご投稿ありがとうございます。
魚達の強さに勇気付けられますね。岩手は今まさに台風が
上陸していますが、何とか被害なく通過してくれますように…。
雫石はちょうど雨雲の切れ間なのか強い雨はまだ降っていません。
何でも東北太平洋側に台風が上陸するのは統計開始以来初めての
ことだそうで、8月に台風が4つ上陸したのも過去最多だとか。
皆様、くれぐれもご用心くださいませ。

本流鱒

0
01
02

rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi 50S 1st Type-Ⅱ[AU]

先日、尺ヤマメのご投稿を紹介した岩手県のミスターTさんより。
こちらは一転、本流でマス化した個体。さすがにいろんなタイプの
魚を釣ってますね。
当の本人は、やっぱり一番はパーマークの鮮明なヤマメらしい
個体が釣りたくて奔走していますが、これはこれでヒットした
瞬間のインパクトやファイトの激しさ、また魚体のスケール感に
素晴らしさがあります。
特にこの雄は、顔付きもいいですね。
ミスターTさん、送っていただいた画像がいっぱいありすぎて、
ご紹介が遅くなり申し訳ありません!

img_4897
img_48971

さて、強力な台風が近付いています。先日の雨で山は水分を
たっぷりと含んでいる状態。そこへ大雨が降ったらと想像すると
本当に恐ろしく、被害なくやり過ごせるよう願うばかりです。
皆さんもお気をつけて!

教訓

00
001

rod:Expert Custom EXC510ULX Bait model
lure:Bowie 50S[WP]

今年もこんないかつい雄ヤマメの画像が届く季節になりました。
富山県在住、山本重雄さんからの投稿です。

「サクラシーズンが終了してからリサーチしていた川で
キャッチしました。どの水系も渇水で厳しい状況でしたが、
同じく渇水に苦しんだ昨年の教訓を生かすべく、まずは
ややこしいポイントに着水音をおさえ正確にキャストすることを
心掛けています。まだまだ自信をもって攻められるレベルでは
ありませんが、腕を磨いて禁漁までに良い魚が釣れるよう
頑張ります!」

というか、この魚も十分みごとなヤマメです!
鼻の突き出た迫力ある顔、シャープなボディは銀が強い割に
パーマークもきちんと写っています。夏の終わりに、素晴らしい
ヤマメに出会いましたね。
正確なキャストは渓流釣りの基本ですが、シビアな状況では
細心の注意を払った釣りが一尾と出会う前提ですね。
9月の釣果も楽しみにお待ちしております。
山本さん、ありがとうございました。

所用の合間

017
016

rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Yamai 68S Type-Ⅱ[AU]

山形県在住、今野卓哉さんからの投稿です。

「今シーズンはなかなか釣りに行けずに、パッとしない日々が
続いていましたが、所用の合間のわずかな時間に良い釣りが
できました。忙しさも一段落しましたので、これから素晴らしい
魚と出会えるよう川に通い詰めます」

この日釣り上げたのは、体色が濃く、顔付きの険しい尺イワナ。
もちろん魚体のコンディションもパーフェクト。
あまり釣りに出れなくて溜まった鬱憤を、残り一ヶ月で思う存分
晴らしてください。
今野さん、ありがとうございました。
またの投稿をお待ちしております。

歩いてこそ

010
015

rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi 50S 1st Type-Ⅱ[HYM]

長野県在住、伊藤賢司さんからの投稿です。

「なかなか思うような釣果に恵まれず苦戦していましたが、
この日入った里川の大場所にて、待望の尺ヤマメがヒット。
その魚を撮影しながら、まだいるかも…と思い、ふたたび
同じポイントにキャストすると、ゴンッ!
ネットはヤマメが入ったまま置いてありましたが、カスタムの
バットパワーで浅瀬に無事寄せることができました」

尺ヤマメの次に釣れたのはこれまた大物、38cmのイワナ。
ひとつの場所からいい魚が2本。頑張って川を歩いたからこそ
巡り合えた幸運のポイントですね。
やっぱり歩いてみないことにはドラマは起きませんね。
伊藤さん、ありがとうございました。
またの投稿をお待ちしております。