rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Bowie50S[WP]
angler:Daisuke Ito
その足取りを追うこと2週間、繰り返す増水でなかなかバイトに
持ち込めなかったが、遂に仕留めた35センチのヤマメ。
ルアーはボウイ50Sの新色、WP。
昨日の日曜、川面に薄っすらとモヤの残る朝方、伊藤大祐が釣り上げた雄。
押しの強い流れで育った証か、見るからに筋肉の詰まった太いボディ。
このパワフルな魚体。ヒットした後のファイトの強さも凄まじかった。
詳しくはFROM FIELDで。
夏の花、咲き誇るヤマユリが優雅な香りを漂わせています。
ようやく岩手も梅雨明けしましたが、今日はスッキリしない曇り空。
夕方にはまた雨が降り出しました…。
とはいえ、これからは暑くなって一気に渇水が進むんでしょうね。
いよいよ夏ヤマメの季節が到来です。
| 2013年08月05日 18:04
| 気まぐれ釣行日誌
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重い水の流れをかき分けながら、歩く、歩く、歩く。
地元河川のスーパーヤマメが不調で、また鮎釣り師にポイントも占拠され、
ちょっと足を伸ばした川。
夏本番のギラギラした太陽がすぐそこまでやって来ています。
雨が降り続いて膨張した森も、あっという間に乾いた夏山になるんでしょうね。
気付けば今年の渓流シーズンも残り2ヶ月となりました。
ただ魚だけ釣れれば良い、というわけじゃなく、「今」しか見られない
川や森の表情を一瞬でも多く心に残していきたいですね。
rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi50S 1st Type-Ⅱ
angler:Hideki Ito
川の雰囲気もとても素晴らしかったが、この日のハイライトはこのヤマメ。
表層の速い流れを突き破るウェイト、そしてその重量を全く感じさせない
アクション性能が宿る蝦夷50Sファースト・タイプⅡにアタック。
薄型フラットボディのド派手なヒラ打ちと、アルミの放つナチュラルで
艶かしいぎらつきがヤマメの捕食本能や攻撃性に電撃を走らせる。
もはやその実績は言うに及ばず。大型渓流魚がルアーに口を使う、
その衝動をいたく刺激する性能がここにあるのだ。
伊藤のネットに収まったヤマメは尺を優に超えるサイズも見事だけれど、
夏らしいその体高と太さが魅力的。夏のヤマメってやっぱりいいなあ!と
心底思わせてくれる一尾。
この週末も時間の許す限り、川をたくさん歩いて、楽しい時間を過ごしましょう。
| 2013年08月02日 19:09
| 気まぐれ釣行日誌
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rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Yamai50S Type-Ⅱ[YMO]
angler:Hayato Ozawa
昨シーズンからラインナップに加わった山夷50SタイプⅡですが、
とりわけ水の高い今時期は大いにその威力を見せつけています。
写真は34cmのアマゴ。釣り上げたのは長野のフィールドスタッフ、
小沢勇人。押しの強い流れが絡み合う複雑な水流をダウンクロスで
通しながら細かく細かく誘っていくと、流れのヨレの中でガツンっと
食ってきた。川の流れに勢いがあるのでファイトの強さもまた格別。
「流れの中での安定性はほんとピカイチ。瀬絡みのポイントが続く
ような川では特に欠かせないミノーだね。コレがあるだけで釣りの
組み立てがずっとラクになる」
5cmミノーとしては破格の飛距離を誇り、緻密な誘いとともに
広範囲をスピーディーに探る釣りに持って来いのミノーです。
| 2013年07月29日 18:52
| 気まぐれ釣行日誌
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rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Bowie50S[CT]
angler:Hideki Ito
ボウイ50Sのニューカラーを手に、清冽なイワナの渓へ。
伊藤が淵の底から誘い出し、思い通りの間合いで口を使わせた風格ある一尾。
艶々とした体色が素晴らしい。
強烈なファイトを披露したパワー漲る魚体。
今年も東北の渓に、夏イワナの季節がやって来ます。
きらめく流れをかき分け、美しくも猛々しいイワナに会いに行きましょう。
| 2013年07月19日 19:27
| 気まぐれ釣行日誌
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夏を待つヤマユリのつぼみ。
今日もまた雨降りです。山全体がぱんぱんに水を含んでいる状態
なので、雨が降る度に降った分だけそのまま川が増水する感じ。
雨不足と渇水も困りますが、川が暴れて手がつけられないのも
フラストレーションが溜まりますね。
rod:Expert Custom EXC560ULX lure:Emishi50S Type-Ⅱ[BG]
angler:Hayato Ozawa
写真は先月下旬、長野の小沢勇人が釣り上げた32cmのヤマメ。
体高がありゴツイ体躯がお見事。ルアーは先日の釣り紀行でも
尺アマゴ4連発と共に紹介した蝦夷50SタイプⅡです。
「特に増水気味の川をテンポ良く探るには本当に重宝するよ」
アップからダウンまで、緩流スポットから押しの強い流れまで、
どんな攻め方にも対応するハイバランスな性能が特長です。
釣りは常に危険と隣り合わせですが、急な増水や土砂崩れ、川が
暴れやすいこの時期は特に注意が必要です。雫石のように鉄砲水の
出やすい川ならなおさら。
皆さん、釣行の際はくれぐれもお気を付けください。
| 2013年07月18日 18:54
| 気まぐれ釣行日誌, 自然、風景、暮らし
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angler:Daisuke Ito
ボウイ50S初回製作分の発送を無事終え、久し振りにサッパリとした
気分で渓流に出掛けた日曜日、恰好いい雄ヤマメが顔を見せてくれた。
rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi50SD proto model
お目当ての川がどこも増水と強烈な濁りに見舞われる中、何とか釣りに
なりそうな場所を探しながら約5時間のドライブ。さまよった末に行き
着いた初めての川。太くて押しの強い流れを遡行していくとドン深の淵
が現れ、すぐさまグルッと回り込んで迷わずダウンクロスの立ち位置から
蝦夷50シンキング・ディープのプロトを投げ込んだ。
オーバートゥイッチ時の『ディープダイバー特有のダート』をぎりぎり
まで抑え、水中のミノーをしっかりコントロールしつつヒラを打たせると
流芯の底に差し掛かったところで、ドンッ!とロッドに重みが乗った。
釣れたのは綺麗な色合いをした尺ヤマメ。
将来のスーパーヤマメ予備軍がこの川には育っていた。
同じく蝦夷50シンキング・ディープにヒットしたイワナ。薄っすらと
パーマークを残した筋肉質なボディが印象的。
「はじめはニューカラーのボウイを使う予定でしたけど、川の状況から
判断して選んだのがシンキング・ディープでした。ボウイでは探りづらい
ポイント、例えば押しの強い深場も、このルアーならロスなく攻め切れる。
ひとつのルアーで攻め通すのも面白いけど、やっぱり各ルアーの特徴を
理解して使い分けることも楽しいですね」
| 2013年07月16日 19:02
| 気まぐれ釣行日誌
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angler:Hideki Ito
ここ最近は梅雨時期らしく不安定な天候が続き、川も激しく
増水してうかつに近付けない状況ですが、写真のヤマメは
雨が降り出す前の渇水の里川にて。
曇天下の撮影が残念ですけど、凛とした佇まいの尺ヤマメ。
さらに精悍さと艶やかさを増していくこれからの季節が楽しみ。
rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Bowie50S[BT]
グッと睨みつける鋭い眼差し、格好いい顔付き。
尺ヤマメがバイトしたのはボウイ50S。
山深い山岳渓流もいいですが、人の暮らしが近くにある里川での
釣りもやっぱり魅力的です。愛しき美しい里川が減っていく昨今、
このココロ落ち着ける空間がずっとこの先もあり続けることを願うばかり。
ボウイ50S、2013年度版カラーのひとつ、GG。
初回製作分の発送開始は今週土曜日を予定しています。
楽しみにしてくださっている皆さん、今しばらくお待ちくださいませ。
| 2013年07月09日 18:45
| 気まぐれ釣行日誌
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angler:Hideki Ito
六月最後の週末、相変わらず雨に恵まれない渇水の渓流にて。
さすがに魚の反応は渋いが、それはまあいつものこと。
決して雑にならず、伊藤は虎視眈眈と釣りを進める。わずかな
好機を見逃すまいと常に神経を研ぎ澄ましている。
だからこそ手にできた、33cmのヤマメ。
伊藤の釣りを見てると感覚が麻痺してしまうが、言うまでもなく、
この時期、この地域の尺ヤマメは貴重な存在だ。
特に今年は北国らしい冬の厳しい寒さが長く続き、暖かい春が
なかなかやって来なかった。
「この時期に釣るのは少しもったいない気もするけどね(笑)。
もっと大きくなってから、もう一回出会いたい」
rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Bowie50S[BT]
ルアーは、昨シーズン数多くの魚をもたらしたボウイ50S。
釣り人の様々な意図に応じる超レスポンシブなヒラ打ちアクションは、
状況がシビアであるほどその威力が如実に現れる。
みずみずしく、しとやかな色合い。ギンケが強くも、光の当たる角度
によって繊細な色彩が浮かび上がった。
気付けば渓流シーズンの半分以上が過ぎているけれど、いよいよ
これからが本番。したたかに生き残ったさらに手強い魚が相手。
痺れるような駆け引きが、残りのシーズンに詰まっている。
| 2013年07月04日 19:22
| 気まぐれ釣行日誌
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小沢勇人にとって蝦夷50Sファーストは、ヒラ打ちアクションの
絶大な威力と共に、渓流アップストリームの面白さと有効性を教えて
くれた原点とも言うべきルアー。
rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi50S 1st[ITS]
angler:Hayato Ozawa
つい先日、小沢さんが釣り上げた幅広の尺ヤマメ。
「アップでのヒラの打たせやすさとアピール力は、やっぱりファースト
ならではだし、これは本当に効く」とこの日も結論した。
時代の潮流をつくったファーストは年々厳しさを増すフィールドで
今なお輝きを放ち続けている。
rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi50S 1st Type-Ⅱ[RB]
そしてこちらは蝦夷50Sファースト・タイプⅡで釣り上げた遡上タイプ
のアマゴ。小沢さんにとっては昔馴染みの魚。ファースト特有の強烈な
フラッシングがこの魚たちを誘い出した。
【お知らせ】
次回のFROM FIELDは小沢勇人が尺上のアマゴを連発させた昨シーズンの
とある釣行を振り返ります。
7/5更新予定、どうぞお楽しみに。
| 2013年07月02日 19:40
| 気まぐれ釣行日誌
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angler:Hideki Ito
「川が渇水しても魚がスレても、それを言い訳にせず、その難しさ
の中に釣りの楽しさや奥深さを見つけてきた」と伊藤は語る。
rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi50S 1st Type-Ⅱ[AU]
本流で見つけた貴重なワンチャンス。幅広の尺ヤマメ。
「どんな状況にもヒントは必ずあるし、釣りにくい状況だからこそ
そこには学ぶべきものがあるんだよ」
ますますタフになっていくフィールド。それでも釣りのディテールを
ひとつひとつ突き詰めていけば勝負はできる。
太いボディがサーベルのような輝きを水中に放ち、ミノーを追った。
【お知らせ】
次回のFROM FIELDは伊藤秀輝と大和博の初夏の渓流釣行、二人が
手にした美しいイワナを掲載いたします。加えて私達が関わっている
渓魚の放流事業についてもレポートします。
近日更新、どうぞお楽しみに。
| 2013年06月27日 18:54
| 気まぐれ釣行日誌
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