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シュンセツ

002

春になって降る雪、春雪。時間帯にもよりましたが、一時は
えっ?と窓の外を二度見するほどの降りっぷりでした。
明日も最低気温は氷点下の予報。その後は暖かくなったり、
雨が降ったりと忙しい天気が続きそうです。
サクラが好調な本流、雪シロ絡みで川の読みが問われますが、
いま時期の押しの強い流れへのウェーディングなど、改めて
安全面の注意だけは怠らず楽しんでください。

5年

東日本大震災から今日で5年が経ちました。
この5年のあいだにも、自然の猛威により各地で大きな災害が
起きています。ひと昔前には数年に一度だった現象が今では
毎年のように発生し、異常気象や自然災害のサイクルに
明らかな変動が起きていることを強く感じさせられます。

いっぽう釣りの現場では、災害レベルの増水でなくとも釣り人が
判断を誤ることで危険な事故につながるケースもあります。
自然の中に身を置く我々釣り人は、的確な状況判断を行うべく
気象や環境の変化に対して常に感覚を研ぎ澄ましておくことも、
釣りの大事な一部だと思います。

大好きな自然と調和をはかりながら、それぞれの理想に向かって
歩み続けましょう。

有限会社イトウクラフト
代表取締役 伊藤秀輝
社員一同

012

気温が上がったり下がったり、すこしずつ冬の終わりが
近づいているのを感じる今日この頃です。
とはいえ、まだまだ寒いんですけど。

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夕べからの雪で久しぶりの雪景色。いつもの冬なら
見飽きている風景ですが、今年は本当に雪が少ないです。
渇水も心配だし、夏場の無理やり帳尻を合わせるような途轍もない
豪雨ももちろん勘弁願いたいです。
気づいてみれば、あと二週間で渓流解禁。
いよいよ始まりますね。

雪景色

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暖冬ムードも一変、各地の大雪報道で一週間が始まりました。
この冬は雫石も本当に雪が少なかったのですが、これでようやく
いつもの冬の、いつもの景色。
遅ればせながら、今年も雪掻きの季節がやって来ました。
雪に慣れていない地域の方々は特に、転倒や車の事故等くれぐれも
お気をつけくださいませ。

謹賀新年

皆様、明けましておめでとうございます。
旧年中はご愛顧いただき、誠にありがとうございました。

いよいよ新シーズンのはじまりです。ここ数年は大きな災害も
目立ちますが、とにかく無事に、そしてより多くの感動と興奮に
出会えるシーズンでありますように。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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良いお年を!

本年も弊社製品をご愛用いただきまして、社員一同、心より
お礼申し上げます。
来たる新年も、釣りがますます楽しくなるようなモノ作りを
進めてまいりますので、変わらぬご愛顧のほど何卒よろしく
お願いいたします。

新しい年が良き一年となりますように。
皆様のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

有限会社イトウクラフト
代表取締役 伊藤秀輝

帳尻

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雫石でクリスマスの季節になっても雪がないなんて、今年は
珍しいなあと思ってたら、一気に猛烈な冬がやって来ました。
梅雨らしい梅雨がなかったり、夏が短くてあっという間に秋が
来たりと今年も季節の歯車がおかしな感じでしたが、最後に
帳尻だけは合わせるようにいつもの雪景色。
皆さん、風邪などには十分注意して、元気に年を越しましょう!

そろそろ見頃

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山の紅葉が徐々に里のほうへ下りてきましたが、ちょっと渓谷に
車を走らせると、この鮮烈さ。赤、黄、緑、見事な色彩の調和に
うっとりです。これから木々の色づきも日に日に進んで、週末は
より鮮やかな景色が楽しめると思います。
厳しい冬を迎える前の癒しのひとときですね。
わき見運転にはくれぐれもご注意を。

023

報道にもありますように、栃木、茨城などで大雨による甚大な
被害が出ています。
2年前に雫石でも豪雨災害を目の当たりにしましたが、近年続く
こうした危険な雨に、地球環境の変化、その恐ろしいうねりの
真っ只中に今まさに私達はいるのだなと強く感じます。
今後も各地で警戒が必要です。くれぐれもご注意ください。

野生の強さ

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四季折々の豊かな自然に包まれている雫石。
この時期、会社を囲む林の中ではエゾゼミやヒグラシを始めとする
たくさんのセミ達が、短い地上生活を謳歌するように大合唱を
繰り広げ、朝早くからとても賑やかです。

そして。
この林の中で今年、さらなる野生の命が生まれました。

027

立派な杉の木に、タカが巣を架けたのです。
ちょっと調べてみると、警戒心が強く繊細な種であるため、子育て
に適した立地や環境にこだわることが多い一方、こうして人里近く
に生息することもあるらしい。しかし、自然破壊、及びエサとなる
小動物や両生類、爬虫類、昆虫等の減少が大きく影響して、その
個体数は減っているそうです。

春に親鳥のペアが林にやって来て、巣作りの場所探しをしている時
から見ていた伊藤は、このへんには気の強いいたずらカラスが3羽
いてしょっちゅう後ろから追われていたので、このペアが巣を作る
のは無理だろうなあと思いつつ、静かに見守っていました。

「そしたら巣作りを始めたんだ。嬉しかったな。卵を産んだ頃に
そのカラスの1羽をタカが撃墜したみたいで、次第に残りの2羽も
寄りつかなくなった。あんなに追われていたタカの姿を見ている
だけに、自分達の卵を守るため、種を残すためのその野生の強さ
に感動したね。それはヤマメ達にも言えることで、例えば
このあいだ、2年前の豪雨被害が甚大だった川に行ってみたら、
もちろん魚の数は少ないんだけど、その中でまだ10cmほどの
小さな本ヤマメがもう産卵行動を取ろうとしてる。川全体に
生息数が激減してしまった状況で、一年魚が何とか種を繋いで
いこうとしてる。厳しい自然の中で生きる強さをまざまざと
見せられた思いがする」

3

タカの巣の中では無事2羽のヒナがかえり、その後巣立った幼鳥は
しばらくのあいだ毎日林の上空で飛行練習をしていました。
強風にあおられてバランスを崩したり、お互いにちょっかいを
出し合ったり、まだあどけなさも残りますが、すでに猛禽類特有の
険しさを備えており、やっぱり格好いいなあ…と見惚れてしまいます。

4

これから幾多の修羅場をくぐり抜けながら風格を増していくの
でしょうが、ひとつとして欠損のないこの綺麗な姿はこの時期
ならではの美しさ。

05

時には親鳥もまじっての訓練。
仕事場の窓越しに空を見上げると、野生のタカが舞っている。
この光景に幸福を感じずにはいられません。

6

タカは同じ巣を毎年補修しながら利用し続ける傾向があり、ひとつ
の巣が20年以上毎年利用された例も確認されているそう。
「彼らがずっと種を繋いでいける土地であり続けて欲しいな」
そう心に願うばかりです。