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夏山の香り

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すこし前のNEWSでもちらっと紹介したヤマユリですが、

夏らしく見事に咲き誇っています。山を歩いてても林道を点々と

白く飾る大輪の花が沢風に揺れて、甘く優雅な香りが漂ってきます。

野生の花とは思えないほど濃厚で強い夏の香り。今が盛りですね。

 

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甘い香りに誘われてやって来た小さなカミキリムシ。

たぶん、ヨツスジハナカミキリ。蜂に擬態しているのか

その名の通り黄色の帯が四本あり、花粉が好物。

泡玉

昨日は激しい雷雨に見舞われ釣りは早々に断念。で、雨上がりの夕方、

ふと思い立ち近所のとある場所へ。山の湧き水が3ほどの透き通った

水溜りをつくっていて、その上にせり出した木の枝にやっぱりありました。

ソフトボール大の泡の玉が5つほど。

  

 

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クリームソーダのバニラアイスみたい

 

 

モリアオガエルの卵です。泡に包まれた卵塊を水面上の枝に産み付け、

泡のなかで孵化したオタマジャクシが泡が溶け崩れた拍子に水溜りに落ちる

という仕組み。もちろんそばには数匹の親ガエルの姿もありました。

 

 

 

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各地で森林が切り開かれ徐々に数を減らしていると言うモリアオガエル。

毎年この光景が見られることを願うばかりです。

しゅれーげる

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小さな沢沿いの原っぱでニリンソウの花をマクロで撮ろうと屈んだら

偶然目に入ったカエル君。

緑の葉の上でスヤスヤと眠っているシュレーゲルアオガエル。だと思う。

異国の香りただようシュールな名前ですが、れっきとした日本固有種。

ぱっと見、モリアオガエルとの区別は個体差もあり困難を極めるのだが、

虹彩が黄色っぽいのと水掻きが小さいこと、それにモリアオは樹上にいる

イメージなので、コレはたぶんシュレーゲルじゃないかな。

違うかなー。

まあどっちにしてもスリスリしたくなるほど(しないけど)愛くるしい。

 

こんな生き物をじっと眺めて、静かに写真におさめて一息つくのも

渓流釣りの、いや休日の大きな楽しみです。

 

 

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今週は5月下旬とは思えない肌寒い日が続いてまたもや季節の進行が

オカシナ感じになってますが、そうこうしてる間に来週は秋田サクラマス解禁。

えーっ、早い。ほんと1年が早い。まさにジャネーの法則どおり。

去年の解禁日がついこないだのことのようです。

サクラの前に明日はまたどこかの渓流へ。カメラ片手に。

皆さんも楽しい休日を。

新緑

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ようやく岩手の渓流も明るい緑の割合が増してきて、

釣り上っているとカメラを取り出したくなる景色に

たくさん出くわすようになりました。

撮影に忙しくてなかなか先に進めないのが、困りつつも

楽しいのです。

 

 

今日は蝦夷50S 1stの新色がデリバリー開始となり、

ついさっきまでバタバタしてました。

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こちらは現在製作中の蝦夷65S 1st。ついに復活です。発売は5月末予定。

乞うご期待!

続・一本桜

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肌寒い日が続いたせいか、それほど花を散らさずに

まだまだ妖艶な佇まいの一本桜。すごいです。

周りの桜はずいぶんと散ってしまいましたが、一本桜は

今週末もきっと人気者でしょうね。

皆さん、良い週末を。

片栗

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日曜日、一本桜をひとまず写真に収めて、さあヤマメだと

お気に入りの渓流へ。しかしどうやら先行者がいるらしく、

加えて雪シロもキツくて別の川へ移動しようと林のなかを

歩いていると、可憐な薄紫色の花が群生していた。

カタクリの花だ。

デリケートな花らしく、気温が低い時や雨降りの日などは

写真のように花が閉じる、らしい。

 

ユリ科カタクリ属の多年草で、その名の通り、昔はこの球根

から片栗粉をとった。現在市場に出回っているほとんどの

片栗粉はジャガイモから抽出したデンプン粉で、わずかながら

いまも作られているカタクリの片栗粉は非常に高価、らしい。

 

豪華な桜もいいけれど、山の花も負けてない。

しばし愛でる。今日は花の日だ。

 

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こちらはウスバサイシンの花。ウマノスズクサ科の多年草。

大きな株立ちや群生といった状況は稀で、花も見逃しやすい

褐色のため見つけられてラッキーだった。

山の釣りはやっぱり楽しい。

一本桜

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昨日の日曜日は、「本州で一番遅く咲く」と言われる雫石町小岩井の桜が

ちょうど見頃を迎え朝早くから多くの観光客で賑わっていました。

GWには間に合いませんでしたが、一本桜も見事に満開。

 

ただ朝方は雲が多くて陽射しが長続きせず、何より岩手山の頂を隠す雲が

停滞して、絵に描いたような眺め、とはいきませんでした。

「あの雲さえなければな~」とみんな残念そう。

それにしても次から次へと人がやって来て、ものすごい混雑振り。駐車場

も常に満車状態。さすがは全国区の桜ですね。

 

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昼近くまで待ってみたものの、結局岩手山は3分の1ほどが雲に

覆われたままでしたが、それでも美しい桜と周囲の草木の芽吹きを

十分に楽しめました。

ちなみに一番左上の写真は落葉松の新芽。「小岩井農場 パート3」の中で

宮沢賢治はこれをネクタイピンに欲しいくらいだと言っています。

確かに可愛らしいですね。

 

そして、この日一番の光景は夕暮れ時の一本桜にありました。午後から

ヤマメ釣りに行って、その帰り道、何とはなしに再び小岩井へ車を走らせ

ると、ナントナント、岩手山がその頂まで綺麗に見えるではありませんか。

 

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雲の隙間から斜めに差し込んだ夕方の陽射しが、桜の花びらをさっとピンク

に染めると、ここぞとばかりに皆一斉にシャッターを切り始めました。

最高のタイミング。この瞬間に居合わせて感動しない人はたぶんいない。

最後に隣のおばちゃんが詰めていた息を吐き出しながら「来てよかったね~」

と満面の笑みでシメのひと言。

何だかドラマチックな休日。ヤマメは釣れなかったけれどね。

川をメモする

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先週の土曜日、前回雪シロで釣りにならなかった川に再び足を運んでみると、

一週間前とは打って変わり、山はまた冬に逆戻りしていた。

一体どうしちゃったんだろう、地球。

お陰でルアーを投げる時間よりもカメラで遊んでいる時間のほうがずっと

長かったけれど、これはこれで楽しくて仕方ない。

 

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苔。川岸のエグれた部分に隠れていた、どことなく初々しい緑。なごむ。

 

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この日はマクロモードをたくさん試してみた。

これが理由もなく面白くて、止まらなくなるのだ。

 

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この日イチバンの幸運は最後の堰堤を上がって車までの帰り道、

ミズバショウの群生に思いがけず出くわしたこと。

あまりに唐突だったのでちょっと感動した。こういう瞬間が楽しい。

やっぱ山はいいなぁ。

 

明日、明後日はまずまず天気が良さそう。またカメラ日和。

皆さんも楽しい週末を。

 

春なので

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ココロ浮き立つ春は衝動買いの季節。

いろんなものが欲しくなるし、欲しくなると止まらない。

というわけで、このたび一眼のサブに使っていたコンデジを買い換えたので

新たな相棒を手にさっそく春の渓流へ。

 

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あいにくどの支流も盛大に雪シロが出ておりほとんど釣りにならない様子。

なので、あれこれカメラの設定を変えたりしながら写真に熱中。

新しい道具を使うのはやっぱり楽しい。

 

 

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山からの雪解け水で岸に大きな水溜りができていた。

モノトーンの景色にフキノトウの緑が鮮やか。

 

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威厳のある佇まい。マンモスのような古木。

 

 

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カメラを替えて写真が向上したかは全くもって不明ですが、操作感が非常に気持ちよく

写真を撮るのが楽しくて仕方なかった。自分的にはそれでじゅーぶんなのであります。

サブというより、一眼を持ち出す機会がすごく減りそうな予感さえするほど。

うん、これは、やっぱいい。

今年はコイツで、自分の釣った(←ここ重要)尺ヤマメを撮ることが目標だな。

春の花

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今週は寒い日が多かったですが春は確実にやって来ています。

写真は秋田のSさんから届いた福寿草の花。

春を告げる花の代表格で、「永久の幸福」や「祝福」といった花言葉を持ち

とても縁起の良さげな花ですが、食べるとキケンな毒草でもあります。

(つぼみの頃はフキノトウと間違えやすい、かな?)

ま、とにかくこの鮮やかな黄色には気持ちが浮き立ちますね。

春だなー。