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三本目の渓で

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rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Bowie 50S[YMG]

山形県在住、大谷武さんからの投稿です。
昨年9月に釣り上げた尺ヤマメ。

「遠征先にて何とか尺上に出逢えました。早朝から車を走らせ
向かった川は、思いのほか濁りがきつく断念。エリアを大幅に
変更し、三本目に入った渓でボウイが感動を与えてくれました。
ホント、感謝です!!」

大谷さん、毎年のご投稿ありがとうございます。
切羽詰った9月の一尾はやはり格別な喜びがありますね。
あちこち巡り歩いた努力が報われましたね。
今年の渓流もこれからが本番、どうぞ良い釣りを!

夏の香り

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今日から8月、梅雨も明けて夏本番、暑さ全開でございます。
渓沿いの林道では、ヤマユリの花が華やかに咲き誇っています。
野生の花とは思えないほどの甘く濃厚な香りに盛夏を感じます。
夏山に欠かせない風物詩のひとつですね。

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さあ今年の渓流も残り2ヶ月。熱い熱い2ヶ月の始まりです。

野生に生きる

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今年も会社を囲む林の中で、新しい野生の命が誕生しました。
屋根のすぐ上を飛んでいるのが、今年生まれたタカの子供です。
それを見守るように遥か上空を親鳥が舞っています。

 
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去年は2羽の子供が互いにちょっかいを出し合いながら賑やかに
飛び交っていましたが、今年卵からかえったヒナは1羽。
卵は2つ産んだようですが、台風以上の物凄い強風に見舞われ、
その内の1つが巣から落ちているのを伊藤が見つけました。
親鳥は落ちた卵を巣へ戻すことはなく、淘汰の世界を生き抜く
過酷さを改めて思い知らされました。
「切ないけど、これも自然の摂理の厳しさ。その分まで、
残った子供に力強く生きていって欲しいな」
 

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晴れた日は決まって飛行やホバリングの練習です。ピィーッ、
ピィーッと甲高い鳴き声を辺りに響かせながら、僕らの頭上を
忙しなく飛んでいます。
 

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子供が木のてっぺんに止まり一休みしていると、すかさず
近付いて飛行練習の続きを促す親鳥。この先、厳しい自然の中で
生きていく我が子に、飛行や狩りの仕方を教えていきます。
 

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巣から出たばかりの頃は見た目にも幼くあどけない様子でしたが、
徐々に精悍さが増し、また敵対するカラスの集団との戦いも経て、
鋭く険しい野性味をたくわえてきました。

 
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「また来年以降も、この野生のサイクルがここで続いていくのを
楽しみにしてるよ」と微笑む伊藤。

去年巣立っていった2羽の子供も今頃元気にしてるんでしょうか。
どこかの空で悠々と舞い、どこかの野山で立派に狩りをしながら、
たくましく生きている姿を想像するとワクワクします。
また再会できるといいなー。

Sディープ

rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi 50SD[YMO]

東京都在住の町田享さんからの投稿です。

「前夜のまとまった雨がヤマメの活性をあげたようです。25cm
までの魚が釣れ続け、そして、釣り上がりのスタイルでボウイや
ファーストで一度叩いたポイント。気になって今度は上流側から
蝦夷50シンキングディープをダウンクロスにキャスト。
増水で押しの強くなった流れに送り込み、数回ヒラを打たせると
底からひったくるようにアタックしてきました。水面で暴れる
ヤマメをネットにおさめる瞬間は何度経験しても興奮します」

立ち位置を変えたこと、そしてシンキングディープの性能を
上手く引き出した攻めがこの魚の食い気を刺激しましたね。
活性が高めでも、やはり大きく育ったヤマメほど一筋縄では
いきませんね。
町田さん、ありがとうございました。
またの投稿をお待ちしております。

自己記録

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rod:Expert Custom EXC600ULX lure:Bowie 50S[BT]

こちらは昨夏の一尾。
長野県在住、小川広太さんからの投稿です。
これまで釣り上げたことのない大きさ、43cmのヤマメに感動。
「この色艶、容姿にシビレました!」
台風がやって来る前、川が渇水している中での出来事。
サイズだけでなく、雄独特の迫力、いかつい顔、薄いピンクに
腹部のパーマーク。一生思い出に残る魚と出会いましたね。
ぜひまた次なる感動を探し、ヤマメ釣りを楽しんでください。
今年もこんな一尾との出会いに思いを巡らす季節になりました。
小川さん、ありがとうございました。
またの投稿をお待ちしております。

捩花

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けっこう身近に咲いている野性ランのひとつ、ネジバナ。
ピンクと白の可愛らしい花が、その名の通り螺旋状に
グルグルと茎に巻きついて並ぶのですが、上の写真の個体は
あまり花の列がねじれていないタイプ。これはこれで綺麗です。

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これはネジバナらしいネジバナ。自然の作り出す造形美に、
いつも見入ってしまいます。

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暦の上では一年で最も気温が高いとされる大暑の期間に
入りましたが、明日からまた天気が崩れそうな予報。
真夏の渇水がやって来る前に、雨に濡れた美しい渓流を
堪能したいです。

減水

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rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi 50S 1st Type-Ⅱ[HYM]

富山県在住、山本重雄さんからの投稿です。
昨シーズンの思い出、渇水期のスーパーヤマメ、35cm。
9月終盤はどこの川も水がなくて厳しい釣りを強いられた中、
いろいろと学ぶことがありました、とのこと。
パーマークもしっかり確認でき、今年もぜひ出会いたい姿ですね。
山本さん、ありがとうございました。
またの投稿をお待ちしております。

さて昨年皆様から頂いたご投稿も未掲載のものがまだたくさん残って
おりますので、最近のご投稿とあわせて紹介してまいります。
今年の渓流もこれからどんどん熱く楽しくなります。ぜひドシドシ
ご投稿くださいませ。

目標

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rod:Expert Custom EXC510ULX
lure:Emishi Spoon41・5.0g Limited color
“MADARA”

宮城県在住、熊谷圭二さんからの投稿です。

「7月の目標としていたヤマメをようやく釣ることができました。
この日は1投目から25cmクラス、2投目もそれより少し大きな
ヤマメが釣れ、状況は悪くないことを確認しました。
増水が収まりかけた流れのヨレにスプーンを着水させ、ミャク釣り
のようにドリフトさせた5投目にヒット。なかなか寄ってこない
ファイトにサクラマスが頭を過ぎりましたが、間合いを詰めて
いくと素晴らしい体高の戻りヤマメがネットに収まりました。
この時期にどうしても見たかったヤマメです」

目標としていただけあり、ものすごい体高と厚みの見事な
プロポーション。顔もいかつく、色合いも薄っすらブルーの
パーマークとオレンジが浮かんで綺麗です。
春にご投稿頂いた50cmのアメマスに続いて、限定スプーンが
またいい魚を連れてきましたね。ロストにおびえつつも果敢に
攻め込んだ結果ですね。

熊谷さん、ありがとうございました。
またの投稿をお待ちしております。

夕涼み

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夕方の涼しさが心地よい今日この頃。まだ日が長いので仕事終わり
の釣りを楽しみにしている方も多いんじゃないでしょうか。

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rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi 50S 1st Type-Ⅱ[ITS]

山形県在住、菅原吉春さんからの投稿です。

「仕事やら何やらでなかなか釣りに行けませんでしたが、
それも落ち着いて早速仕事帰り、涼みがてら立ち寄った川で
良いイワナに会えました。
最初のチェイスでは追いきれず、次のキャストで食ってきました。
やっぱりファースト・タイプⅡは間違いないですね」

そこに暮らしているとつい当たり前のことのように思えますが、
時間の空いた時にパッと出掛けられて、少年のように暗くなるまで
遊べる川が近くにあるという良き環境。しかもこんなイワナが
顔を見せてくれれば言うことナシですね。
菅原さん、ありがとうございました。
またの投稿をお待ちしております。

drift

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今年は梅雨明けが遅いみたいで、来週も天気が崩れそうです。
一時ぜんぜん雨が降らなくて心配していたモリアオガエルの卵も、
無事オタマジャクシに孵り、たくさん池の中で泳いでいる姿を
確認してきました。陸に上がるまでの間、快適な水中生活を
過ごせるよう願っています。

イトウクラフト,itocraft,アマゴ,小沢勇人,蝦夷スプーン

rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi Spoon 41・7.0g[GYM]
angler:Hayato Ozawa

さてこちらは梅雨入りして間もない頃、今日はだいぶ水が高いなー
という日に、小沢勇人が蝦夷スプーンで釣り上げた一尾。
一際野生的な居着きのアマゴに没頭する盛期、その前に毎年会いに
行く遡上タイプの個体です。
押しの強まっている流れの底波をスプーンのドリフトで捉え、
じらすように誘う。着き場の読み、そこから逆算しての着水点、
ルアーの操作、そして、それら心に思い浮かべたイメージが
的中するフッキングの瞬間。
「スプーンのドリフトは、この瞬間が最高に楽しい」

イトウクラフト,itocraft,アマゴ,小沢勇人,蝦夷スプーン

スプーンだからこそ攻め抜ける流れ、スポット。そして、
スプーンだからこその楽しさをぜひ味わってください。