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梅雨

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今年の東北は例年より約2週間遅い梅雨入りでした。
山ではガクアジサイが可憐な花を咲かせています。
渓流は渇水期のプレッシャーが長く続いた分、ちょっとやそっとの
雨ではなかなかスレが回復しない川も多いですね。

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rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi 50S 1st Type-Ⅱ[BS]

こちらは宮城県在住、熊谷浩美さんからの投稿です。

「ようやく梅雨入りし、雨の翌日、増水のおかげで普段はあまり
やらないポイントが良い流れになっていました。重厚な流芯の下に
ミノーを送り込んでアピールさせていると、ドスッというアタリ。
釣れたのは幅広のヤマメ、33cmでした」

熊谷さん、ありがとうございます。
早速良いタイミングにハマりましたね。
夏の渇水期が来る前に、潤った川を満喫してください。
またの投稿をお待ちしております。

森の妖精

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ボウイ,ヤマメ,伊藤秀輝

岩化け、木化けという言葉もあるように、よく釣る人ほど
ポイントや魚に対して気配を消し、周囲の自然に溶け込んでいる。
そのせいなのか、伊藤の渓流釣りに同行すると魚だけでなく、
山の野生動物を間近に見ることが結構ある。
4月下旬のこと。
大きめの淵でキャストを続けていた伊藤がピタリと動きを止めた。
左手の手の平をこちらに向けて「動くなよ」というサイン。
さては大きなイワナでも追ってきたのかと思ったけれど、
どうも様子が違う。伊藤の視線は水面ではなく、淵の右側の
切り立った岩盤に向いているのだった。
「あの岩陰から出てくるよ」
訳も分からず、そーっとカメラを構える。
現れたのは、まだ黄色の冬毛をまとったテンだった。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ボウイ,ヤマメ,伊藤秀輝

テンは夜行性なので、昼間は岩穴や木のホラに入って休んでいる
ことが多く、目に触れる機会は少ない。俊敏で木登りも上手く、
森の中を身軽に動き回りながら、昆虫やカエル、木の実のほか、
小鳥や野ウサギなどの小動物を捕らえて食べている。
そんなテンが伊藤のすぐ視線の先で、やたらとリラックスした
様子でエサを物色している。
「警戒心の強い動物なのに、珍しいなぁ」
見てるとモフモフとして可愛らしい。そしてやはり厳しい
自然を生きる野生動物の気高い美しさを備えている。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ボウイ,ヤマメ,伊藤秀輝

最後にカメラ目線を撮りたくて伊藤が声を掛けると、くるっと
こちらに顔を向けて5秒ほど静止…。
あとは斜面をするすると駆け上がり、森の奥へ。
幸運な出会いに感謝。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ボウイ,ヤマメ,伊藤秀輝

今年も野山を駆ける季節がやって来た。
この日はまだまだ水温が低く、魚も眠っている感じの所が
多かったけれど、川によって季節の進度は違う。
ここがダメならあそことテンポ良く動いていく。

イトウクラフト,itocraft,エキスパートカスタム,ボウイ,ヤマメ,伊藤秀輝

rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Bowie 50S[YMG]

芽吹いたばかりの残雪の渓では十分に良型と呼べるヤマメが
伊藤の手に収まったのだった。
「でも、今日の主役はやっぱりテンだな」
あー楽しかった!という笑みを浮かべて竿をたたんだ。

桜鱒に学ぶ

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rod:Expert Custom EXC820MX lure:Wood 85・18g[GO]

群馬県在住、九太郎さんからの投稿です。

「2015年、なんとか毎年1本の目標を達成できました。
最後まで諦めてはいけないという言葉は、親や上司ではなく、
サクラマスから教わっている気がします。この日も最後の最後、
お気に入りのGOカラーにバイトしてくれました」

九太郎さん、ありがとうございます。
まさにおっしゃる通り、釣りで忍耐を学ぶ人は多いと思います。
もちろん、それだけの喜びと達成感がその一匹にあるからこそ
頑張り通せるわけですけど。
今シーズンもどうぞ楽しい釣りを!

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連日の暑さで、気付けば小岩井の一本桜も満開でした。
今年は花芽の数はそれほど多くないようですが、それでも
十分綺麗に咲いています。祝日の昨日は相変わらずの大賑わい。
素晴らしい風景に皆さん感嘆の息を漏らしていました。

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他の桜は見頃を迎えたと思ったらあっという間に散り始めて、
葉も一気に成長しています。今年の桜の季節は本当に短い。
それにしても夏になったらどうなるんでしょう、この暑さ。

フィナーレ

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rod:Expert Custom EXC510ULX lure:Emishi 50S 1st Type-Ⅱ[BS]

埼玉県在住、SKさんからの投稿です。
昨年は絶好調のサクラマスシーズンを送った後、その勢いを駆って
大好きなヤマメ釣りに突入するも…。

「そう都合良く釣れてくれる魚はいませんね。実力通りの貧果を
経て、いざ最終釣行です。瀬からトロへと続く所でやっと反応する
魚影を確認。ボウイで一発!といきたいところですが、対岸の枝に
ビビり、蝦夷50Sファースト・タイプⅡを選択。思ってたよりも
デカイ影が追ってきます。その大きさに釘付けでしたが、そこへ
脇から小さな影が加わってきました。その大小の影が絡まるように
蝦夷への間合いを詰めてきます。そして、小さいほうがヒット…。
一瞬動きを止めた大きな影は、矢のように消えました。
しばらく放心。ネットに収まったのは尺ヤマメでしたが、しかし
この敗北感…。涙でシーズンを終えました」

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春のサクラから秋のヤマメまで、喜びと悔しさに満ち満ちた
濃密なシーズン、そのフィナーレを飾った象徴的な?一尾。
SKさん、いつも楽しいお便り、ありがとうございます。
今シーズンもどうぞ良い釣りを。

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今日はまるで夏のような暑さ。春らしい陽気を堪能したいのに…。
さて、ゴールデンウィークは暦通り4/29、5/2~6をお休みと
させて頂きます。
ご不便をお掛けしますが、何卒ご了承くださいませ。

開花

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連日の陽気に誘われて、雫石の桜も咲き始めました。
今週も汗ばむ陽気が続きそうなので一気に咲き進むでしょう。

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残雪の山並と新緑、そして桜。春を象徴する美しいコントラスト。
小岩井農場の一本桜も、GW中には満開の姿を拝めそうです。
山に入れば芽吹きも始まったばかりで雪も残っていますが、
里は春本番。桜が咲くとやっぱり心が華やぎますね。

片栗

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これも春の野山を彩る花、カタクリ。かがり火のような花が、森を
吹き抜ける風にさざ波のように揺れていました。
渓流の釣り人的には、毎年この紫色の花に春の知らせを感じる人が
多いんじゃないでしょうか。

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林道を奥へ進むとまだ残雪に行く手を阻まれる場所もありますが、
一気に春を通り越してしまうような陽気が続いており、桜のつぼみ
もいっせいに弾け出しそうです。

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rod:Expert Custom EXC560ULX lure:Bowie 50S[AU]

さて、昨年の投稿も未掲載のものがたくさん残っています。
こちらは栃木県在住、佐々木努さんより。
しとやかな色合いの尺ヤマメ。ご投稿ありがとうございました!

いつものペース?

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盛岡の桜はすでに満開で、今日の雨でだいぶ散ってしまったかな、
という状況ですが、ここ雫石の桜はまだ開花すらしていません。
早い場所では花芽が膨らみピンクに色付いているのが見えますが、
一本桜に関しては昨日の時点でまだご覧の通り。望遠レンズで
覗いても枝先まで茶色いです。
さすが「本州で最も遅く咲く桜」と言われるだけありますね。
楽しみはこれから。今年もGW頃かな?

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春の陽光に生き生きと輝くミズバショウ。まさに白い妖精。
ミズバショウもひとつひとつ個性があって見ていて楽しいです。
しかし、冬眠明けのクマが体内の老廃物を排出するために花や
葉を食べるそうなので、軽く辺りを見渡しつつ撮影…。
クマの多さは半端じゃないので。

新緑も桜もこれからですが、ようやく春らしくなってきました。

散策

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春まだ浅い野山に、灯るように少しずつ彩りが戻ってきました。
イワウチワが薄紅色の可憐な花を咲かせています。

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散策していると、珍しい白花のイワウチワも発見。
より清楚な美しさに見入ってしまいます。
特に今からの時期は釣りのついでに季節の草花を愛でるのも、
渓流釣りの楽しいところです。
そうだ、ミズバショウも見に行かないと。

Floating Deep

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春の雪解けに急かされるように、渓流用インジェクションミノー
の製作が進んでいます。今回出来上がったのは蝦夷50FD。
しっかりと水を噛んで深く潜るディープダイバーでありながら、
ロッドワークによるヒラ打ちも可能。フローティングならではの
レスポンスで切れ味鋭い派手なアクションを生み出します。
もちろん春先の、深場でジッとしている魚を攻略するのにも
欠かせないプラグですね。

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真冬に逆戻りした先週とは打って変わり、今週に入って一気に
春めいてきました。今年は溶け残った雪も少なく先々の渇水が
心配ですけど、まずはこの暖かい陽射しが理屈抜きに嬉しいです。

春はいずこ

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ここへ来て真冬に逆戻り、大荒れの雫石です。
強烈な強風と地吹雪で前が見えず、どんどん吹き溜まっていく雪も
半端じゃないです。やっぱり北国の春は遠いなあとシミジミ。
せっかく解禁した渓流も、これではどうしようもないですね。

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小さくてもいいので、早く春の訪れた川でヤマメの顔を拝みたいです。