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2017 迎春

皆様、明けましておめでとうございます。
昨年はご愛顧いただき、誠にありがとうございました。

いよいよ新しいシーズンのはじまり。期待に胸が弾みます。
より多くの笑顔と感動が生まれるシーズンとなりますように。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

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年の瀬

今年もご愛顧を賜り、誠にありがとうございました。
年の瀬も押し迫ってまいりましたが、雫石はいま現在積雪もなく、
いつにない穏やかな冬となっております。

振り返れば2016年も、4月の熊本地震に、相次ぐ台風の襲来と、
列島各地でさまざまな自然災害が起き、8月末には岩手沿岸でも
大型台風にともなう豪雨により甚大な被害が発生しました。
ここ数年でたくさんのフィールドが自然の猛威によってダメージを
受けていますが、野生本来の強靭な生命力を信じ、その復活を
強く願う次第です。
またそうした野生のトラウトが数を減らしていく状況の中で、
私たち一人ひとりに何ができるのかということを深く考えて
ゆかなければなりません。

掛け替えのない大切なフィールドと向き合いながら、自然を愛する
釣り人みんなが、来期も素晴らしい時間を過ごすことができますよう
心からお祈りいたします。

それでは皆さん、良いお年を!
 

有限会社イトウクラフト
代表取締役 伊藤秀輝

Tree

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「会社を囲む庭木の一本にイルミネーションを灯しました。
会社を建てた時に植え込んだこのエレガントテシマ、雫石の
厳しい環境の中でも着実に背丈を伸ばし、ここまで大きくなりました。
私達も様々な出来事と向き合いながら、仲間達と共に成長し
歩んでいこうと思います」 伊藤秀輝

小雪

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地震で目が覚めた今朝。
津波に関する警報・注意報が解除され安堵しましたが、災害は
やっぱりいつも不意のできごと。月並みな言い方ですが、その度に
日々の生活において防災の意識を持ち続けることの大事さと難しさ
を思い知らされます。
さて、今日から二十四節気の小雪(しょうせつ)。
冷え込みが厳しくなり、雪が舞い始める頃。でも積雪までは
いかない、だから小雪。…だそうですが明日は全国的に気温が
下がって、北国はまとまった雪が降る所もありそうです。
気付けば師走ももうすぐそこ。何かと忙しくなる時節ですが、
皆さん風邪などひかれませんようご自愛ください。

雨のち雪?

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今日は冷たい雨に、美しく色付いた紅葉もボンヤリと霞んで
見えました。さらに冬型の気圧配置が強まる明日は、雪が降り、
風も吹き荒れそうです。
岩手山も白くなり始め、秋らしい秋もないまま、今年もついに
冬が来るなという感じです。
とは言え、移ろいゆく季節を身近な風景で感じ取れることは
改めて、ほんとうに幸せなことだなと思います。

晩秋

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早いもので10月も今日で終わり。今年はなかなか秋が深まらず、
暑い日も度々あったりして、木々の色づきが山から下りてくるのも
ずいぶんと遅かったです。
しかしここへ来て、冬の足音が聞こえてきそうな寒さが、紅葉と
一緒にやって来ました。
真っ白な雪景色も、もうすぐそこに…。
まさに季節の変わり目ですので、皆様体調など崩されませんよう
くれぐれもお気を付けくださいませ。

最後の週末

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今年の渓流シーズンも遂に最後の週末。
思いを巡らす川はそれぞれにあると思いますが、とにもかくにも
無事にシーズンを終えることが何よりも大事ですね。
天気はおおむね大丈夫そうですが、水が高い所もありますし、
局地的な大雨や水況の変化にはくれぐれもお気をつけて。
皆さん、どうぞ良い週末をお過ごしください。

台風10号

報道にもありますように、このたびの大型台風により岩手沿岸、
また北海道の各地で甚大な被害が出ています。
今なお不安や恐怖に直面されている方々が、一刻も早く安心した
生活に戻られるよう心よりお祈りいたします。

幸い雫石は難をのがれましたが、ニュースの映像を見ると3年前
に起きた雫石の洪水被害が思い出され、あの恐ろしい濁流の波が
よみがえって胸が苦しくなります。
いま日本は「観測史上初」や「記録的」といった言葉にも鈍感に
なるほど、異常気象や自然災害が多発し、その猛威にさらされて
います。いつどこでどんな災害に遭っても不思議ではありません。
自然界が支配する力の前に私達人間にできることは限られますが、
普段からの個々の備え、そしていざという時の助け合いの大切さを
こうした災害のたびに改めて学ばされます。

引き続き大雨の影響が残る所ではくれぐれもご注意くださいませ。

夏の香り

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今日から8月、梅雨も明けて夏本番、暑さ全開でございます。
渓沿いの林道では、ヤマユリの花が華やかに咲き誇っています。
野生の花とは思えないほどの甘く濃厚な香りに盛夏を感じます。
夏山に欠かせない風物詩のひとつですね。

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さあ今年の渓流も残り2ヶ月。熱い熱い2ヶ月の始まりです。

野生に生きる

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今年も会社を囲む林の中で、新しい野生の命が誕生しました。
屋根のすぐ上を飛んでいるのが、今年生まれたタカの子供です。
それを見守るように遥か上空を親鳥が舞っています。

 
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去年は2羽の子供が互いにちょっかいを出し合いながら賑やかに
飛び交っていましたが、今年卵からかえったヒナは1羽。
卵は2つ産んだようですが、台風以上の物凄い強風に見舞われ、
その内の1つが巣から落ちているのを伊藤が見つけました。
親鳥は落ちた卵を巣へ戻すことはなく、淘汰の世界を生き抜く
過酷さを改めて思い知らされました。
「切ないけど、これも自然の摂理の厳しさ。その分まで、
残った子供に力強く生きていって欲しいな」
 

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晴れた日は決まって飛行やホバリングの練習です。ピィーッ、
ピィーッと甲高い鳴き声を辺りに響かせながら、僕らの頭上を
忙しなく飛んでいます。
 

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子供が木のてっぺんに止まり一休みしていると、すかさず
近付いて飛行練習の続きを促す親鳥。この先、厳しい自然の中で
生きていく我が子に、飛行や狩りの仕方を教えていきます。
 

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巣から出たばかりの頃は見た目にも幼くあどけない様子でしたが、
徐々に精悍さが増し、また敵対するカラスの集団との戦いも経て、
鋭く険しい野性味をたくわえてきました。

 
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「また来年以降も、この野生のサイクルがここで続いていくのを
楽しみにしてるよ」と微笑む伊藤。

去年巣立っていった2羽の子供も今頃元気にしてるんでしょうか。
どこかの空で悠々と舞い、どこかの野山で立派に狩りをしながら、
たくましく生きている姿を想像するとワクワクします。
また再会できるといいなー。